203号室 (光文社文庫)

著者 :
  • 光文社
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本棚登録 : 421
感想 : 82
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334737580

感想・レビュー・書評

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  • 確かに、怪異は経験した者にしか分からない。
    気味の悪さは感じるが、ただそれだけ。
    文字を追えば。
    実際に感じれば…まさにこの子と同じになるかもしれない。
    そう、思うと、怖い。

  • ちゃんと怪異ってかんじ。
    周りの人間が酷すぎでなんだかんだ1番人間が怖いなって思わされる。
    読んでてちょっと辛くなる。

  • 良いホラーです。終わり方も暗くて好み。

  • この小説は読まない方がいい。

  • 主人公の清美にイラッとしたのは、私だけか!?
    でも、その清美と全く同じ感情を過去に抱いたのも事実。何故なら私も典型的な田舎者であり、都会に憧れて上京した人間だから。心霊現象云々は私は経験は無いけれど。。。何か読んでて、苦手な本だと思った。

  • 例の三角屋敷をベースにした話だと思って手に取ったが、正当派な幽霊屋敷譚だった。
    主人公の得た人間関係の薄さに絶望感アップ、そのおかげで救われるか否かが気になり一気読み。
    これが三津田作品なら何も言わず主人公を助けてくれるお婆ちゃんが登場してくれるのだが。

    派手なシーンはないがじっとりとした怖さがたまらない、ホラー好きならおススメ。

  • ヒロインの性格が苦手だったので感情移入ができなかったかな。

  • 203号 という部屋番とは何かと縁があので楽しみにしていたが。

    主人公の考え方が今ひとつしっくこなかったせいか読んでいて苛々する箇所がかなりあった。
    書いている内にブレが出たのかなという感じがしなくもない。

    怖いところは中盤ぐらい。
    後半にかけては人間不信のストーリィ展開。

  • これ読んだとき友だちが203号室で一人暮らししてたもんだから脅してたw

  • ホラー初挑戦!!
    理由→1人暮らし時代の部屋番号と1つ違いだったから・・
    これ読んだ日まじで電気つけて寝たつД`)・゚・。・゚゚・*:.。
    二度とホラーよまん!!

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著者プロフィール

加門七海
<プロフィール>
東京都生まれ。美術館学芸員を経て、1992年『人丸調伏令』でデビュー。伝奇小説・ホラー小説を執筆するかたわら、オカルト・風水・民俗学などへの造詣を生かしたノンフィクションも発表。自身の心霊体験をもとにした怪談実話でも人気を博す。小説に『203号室』『祝山』など、ノンフィクション・エッセイに『大江戸魔方陣』『お咒い日和』『墨東地霊散歩』『加門七海の鬼神伝説』など、怪談実話に『怪談徒然草』『怪のはなし』など多数。

「2023年 『神を創った男 大江匡房』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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