江戸川乱歩全集 第18巻 月と手袋 (光文社文庫)

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  • 光文社
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  • Amazon.co.jp ・本 (657ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334737719

感想・レビュー・書評

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  • 『影男』
    速水荘吉、綿貫清二、殿村啓介などいくつもの名前を持つ探偵小説家・佐川春泥。異常な性癖をもつ男の写真をとり強請るかと思えば、薄幸の少女を幸せにもする影男。殺人請け負い業・須原からの依頼で殺人のシナリオを書くが自らのアイディアで殺人が行われた事に嫌悪感を感じて距離をとる影男。影男が出掛けたパノラマ国。浮気した妻・美与子と篠田を殺害しようとして影男に邪魔された川波良斉からの依頼で影男の殺害を計画する須原。篠田と美与子をイブリ殺そうとする須原。須原の運転手・斎木の秘密。明智小五郎の推理。

    『月と手袋』
    金貸しをしている股野の妻あけみと関係をもっているシナリオライターの北野克彦。股野からあけみと会うことを禁じられ危害を加えれそうになり反撃した弾みに股野を殺害してしまう。あけみに股野の変装をさせアリバイを作る克彦。事件を担当する花田警部が明智小五郎に相談しながら捜査する。次第に親しくなる克彦と花田警部。花田警部が披露した手品に動揺するあけみ。ジワジワせめる花田警部の攻撃に神経をすり減らした二人の落ちた罠。

    『灰色の巨人』
    デパートで展示されていた真珠塔の塔難事件。象のアドバルーンに乗って逃亡する犯人。「灰色の巨人」を名乗る犯人からの反抗声明。宝石店・大賞堂から盗まれた宝石。一寸法師の謎。少年探偵団の団員・園井君の家に送られた反抗予告。狙われた「にじの王冠」。警察の警備もむなしく盗み出された王冠。一寸法師の暗躍。サーカスで王冠をかぶり出演する少女。象の逃亡騒ぎの間に逃げ出した怪しい少女と大男、一寸法師。少年探偵団の張り込み。二匹の熊、球の謎。誘拐された園井君。身代金としての王冠。園井氏が訪れた家の秘密。シェパードのシャーロックを使った捜査。

    『黄金の虎』
    ロボットの格好をした怪しい人間が洋館に侵入するのを目撃した小林少年とノロちゃん。洋館から聞こえた少女の悲鳴。魔法博士の挑戦。魔法博士から渡された黄金の虎の像を魔法博士が盗みだし二ヶ月いないに取り返せば少年探偵団の勝利。少年探偵団の団員・井上君の家に保管される黄金の虎。井上君に化けた少年に盗み出された黄金の虎。鍾乳洞の追跡。魔法博士からの再挑戦。金庫に保管されたと見せられた黄金の虎。

  • 日本の名作。

  • 見返し
    収録作品
    影男
    月と手袋
    灰色の巨人
    黄金の虎

  • 2009/
    2009/

    影男. 月と手袋. 灰色の巨人. 黄金の虎. 私と乱歩 綾辻行人著.

  • なぜ、二十面相が、これほど執拗に、わざわざ明智や少年探偵団を指名したようにして、事件をおこすのか?
    実は、わたしは、以前からなんとなく考えていた彼の正体が、今回、わかったような気がします。
    そして、不可解な彼の目的も。

    されを今、ここで書いちゃうのは、とっても無粋な気がするのでやめておきます。
    でも、明智小五郎や、小林少年が、世代交代をしているのならば、きっと二十面相の方も世代交代をしていて、そして、少なくともその二代目の正体は、きっと……。

    だから、彼と明智の目的は、実は一緒だったのだと思います。

    少年たちのために。

    そして、それは、もしかすると乱歩の思いとも重なっていたのかも。

  • これではなく春陽堂の江戸川乱歩文庫の『月と手袋』を読んだ。

    短編集。
    あんまりかな……
    『日記帳』がまだマシ。

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著者プロフィール

1894‐1965。明治27年10月21日三重県に生まれる。早稲田大学で経済学を学びながらポーやドイルを読む。様々な職業を経験した後、大正12年、雑誌「新青年」に「二銭銅貨」でデビュー。昭和22年、探偵作家クラブ結成、初代会長に就任。昭和29年、乱歩賞を制定。昭和32年から雑誌「宝石」の編集に携わる。昭和38年、日本推理作家協会が認可され理事長に就任。昭和40年7月28日死去

「2018年 『人間豹』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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