大盗の夜 (光文社文庫)

著者 : 澤田ふじ子
  • 光文社 (2004年11月12日発売)
3.14
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  • 6レビュー
  • Amazon.co.jp ・本 (375ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334737856

大盗の夜 (光文社文庫)の感想・レビュー・書評

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  • L 土御門家陰陽事件簿1

    陰陽師といえども平安のアレとは違う。式神や鬼は出てこない。あくまで慣習的な。陰陽師というよりも易者だね。が、事件を未然に防いだりする話。ひとつひとつがあっけないかな。

  • 読み進むにつれ、じわじわと面白くなってくる。
    いわゆる「陰陽師」とはちがう。事件帖として読むべし。

  • 土御門家・陰陽師シリーズの第一段です。
    陰陽師とはなにやら怪しげな。。。と思いがちですが、
    時代は江戸時代、京の町の占い師(人相見・手相見)達の話しで
    彼らが、町の治安を守ったり、事件を解決したりする話でした。

    主人公の笠松平九郎は、占い師といっても安倍清明を家祖とする
    土御門家が統括する触れ頭(ふれがしら)という由緒正しい職で、
    帯刀も許されていて、腕前もなかなかのもの。
    この時代、京の町のあちこちで、占い師が辻商いをし、
    商いをしながら町内に不穏な動きはないか、また町人達の相談に
    のり、犯罪を未然に防いだりしていたようです。
    今でいう防犯カメラみたいなもの!?
    しかし、洞察力の鋭い陰陽師ですから、防犯カメラ以上の
    防犯効果があったと思います。

    この本の中の「縞揃女油地獄」はまさにそんなお話。
    手相をみたところ、悪い相が出ている男が急に金廻りがよくなり、
    ある料理屋に出入りしているのを不審に思った手相見の文殊助が
    平九郎に相談したことで事件解決に至るという話し。

    そして最終話「朧夜の橋」は、すべてが丸く治まり、
    ちょっとイイ話しでした。

    基本的に短編集のようになってますが、始めの話しの布石が
    最終的には決着し、スッキリして読み応えありです。

    時代小説はその時代の町人の暮らしぶりが書かれていて
    興味深いものです。

  • 初版本
    ダブルブックス 初版本

  • 土御門家・陰陽事件簿(一)
    安陪晴明を家祖とする陰陽師・土御門家。
    京都触頭の一人・笠松平九郎は帯刀を許された小太刀の名人。
    街角で易者姿に身をやつし、密かに京都の治安を守っている。
    ある日彼の目の前に現れた禍々しい気と死相の男。
    彼の死を予言した平九郎はその行く末が気になり、
    男の正体を探り始めるのだが・・・。
    昨今流行の陰陽師という表題ではあるけれど、
    解決するのは超能力でも式神でもなくあくまで人間の力。
    式神の子孫が十二支の一文字を持つ触頭の家というのも面白い。

  • 2008/02/24読了

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