蠅の女 (光文社文庫)

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  • 光文社
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レビュー : 5
  • Amazon.co.jp ・本 (217ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334738082

感想・レビュー・書評

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  • あかがわじろー

    的な


    、的か。。、を

  • オカルト好きが集まるサイト。そのオフ会で廃墟巡りをしていた城島らは、女たちが地中から光り輝く男を掘り起こす現場を目撃した。それは救世主復活を掲げるカルト教団の秘密儀式であり、それを見てしまった彼らは一人ずつ姿を消していく。サイトの代表である蒲生が提案した作戦は「目には目を、歯には歯を」だった。
    オカルト調、それも朝松健の「魔障」のように得体の知れない忌むべき存在に追い込まれていくような感じかと思っていたら、これが小気味のいい(粘液度もたっぷりだが)B級アクションホラー風味。タイトルの『蝿の女』がいい味出してます。

    もしかしたらこの作品、元々は異形コレクション向けのアイデアだったんじゃないかなとも思ったり。

  • この気持ち悪い感が好きです。うげぇっと思いながら読んじゃうのよねぇ。

  • ベルゼブルと聞けば、でっかい蠅か、おっさんのイメージしかなかったが、この作品では長身の女。こういうベルゼブルもアリだなと考えが変わった。

  • インターネットのサイト「オカルト部」のメンバー達は廃墟探訪オフ中にカルト教団の

    秘密儀式を目撃、慌てて逃げ出したもののその後相次ぐメンバーの蒸発や怪死―。

    ふむ、じわじわと迫るカルト教団の恐怖を描こうってわけだな。と思ってたら生き残った

    メンバーは、カルトにはオカルトで対抗だ!とばかりに怪しげな黒魔術で悪霊を呼出す。

    そこで登場するのがタイトルの「蝿の女」。背が高く黒い毛皮のロングコートと帽子を着て

    登場。外見から「銀河鉄道999」のメーテルを連想してしまい、おかげでカルト教団との

    戦いは、メーテルが蝿のごとく跳ね回り敵を舐めまわして溶かしたり頭蓋骨を陥没しても

    平気というシュールなものとなった。蝿女の性格もかなり変なのだがなぜか妙に色気が

    あって可愛く思えてしまう。血しぶき飛び散るスプラッター・アクション。

    逆に今後「銀河鉄道999」を観るか読むかするときはメーテルに蝿女のイメージが

    かぶってしまうんじゃなかろうか…。

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著者プロフィール

'58年、大阪生まれ。高校時代に筒井康隆氏主宰の同人誌「ネオ・ヌル」で活躍後、'79年に「奇想天外新人賞」を別名義で受賞。'92年に『王の眠る丘』で「ハイ! ノヴェル大賞」を受賞。他に、『MOUSE』、『スイート・リトル・ベイビー』等々著作多数。また『バイオハザード』ほかノベライズも多数手がける。

「2017年 『CYBORG009 CALL OF JUSTICE』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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