- Amazon.co.jp ・本 (239ページ)
- / ISBN・EAN: 9784334738952
感想・レビュー・書評
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なるほど、そう来たか・・・『壊れるもの』の異界へと導かれる主人公っている流れを継承している。ラストへ向かうまでの序章が長すぎるので★3つだが、期待は裏切らない。
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これも再読本。
サラ金を舞台にした、一冊。
怪談、幽霊はほとんど無し。
人間の心理、どんでん返しなど、ホラー小説と
書かれていたけど、立派なミステリー。
主人公を付け狙っていた人の意外性など、
かなりうまいと思う。
映画化したら、これは絶対に面白いと思う。 -
サラ金の取り立て屋をとおして見る、借金する人々の様子はいいけど、自分の周囲でおこる殺人事件の結末が……ちょっとお粗末。以前読んだ記憶喪失の記憶が蘇ったら、自分はとてつもなく凶暴な人物だったってノリと同じだった。
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「黒い家」とほぼ同系統の作品だよなぁと思わせつつ、どうも展開の遅さに物足りなさを感じていると、ラストでの(いささか強引な)どんでん返しにえっ?
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幽霊屋敷ホラーっぽいかなあ。少し違う気もするけれど。あまり「家」自体の怖さがないからかも。主に「憑かれた人」の恐怖を描いた作品。
まあオーソドックスにさくっと読める……と読み流していたのだけれど。このラストは案外意外。それぞれの人間関係の繋がりなんかも、妙に意外な部分で見えてきて驚く部分がちょくちょくあったし。 -
自分好みの怖さと少し違うけれど、文章丁寧でけっこう面白かった。