江戸川乱歩全集 第13巻 地獄の道化師 (光文社文庫)

著者 :
  • 光文社
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感想 : 13
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  • Amazon.co.jp ・本 (753ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334739195

感想・レビュー・書評

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  • この文庫じゃないけど、地獄の道化師読み終わった。手が止まらなかった。いや〜強烈なキャラがたくさん出てきて面白かった。おどろおどろしさもあってよかったな。

  • 暗黒星とか読むと、乱歩はほんとに導入部を書かせたらほんとに上手いな〜と思う
    本筋に入ると良い意味でも悪い意味でもああいつもの乱歩だなって思うんだけど
    本当にゾクゾクするプロローグを書く作家だなと思う

  • 暗黒星、地獄の道化師、幽鬼の塔、大金塊。昔少年探偵シリーズで読んだ記憶が蘇る。ただ幽鬼の塔だけがいまいち記憶に無かった。前半の2つは少年探偵シリーズとほぼ変わらず、以外と短編だったと再認識。
    ポプラ社の少年探偵のこのシリーズはリライト版だそうで絶版になっているらしい。別に復刻しても良いのになあ。子供達も読むべきだね。

  • エドガー

  • 暗黒星と地獄の道化師は特に良かった
    2つともどんでん返し系かな

    暗黒星では、一郎くんが個人的に好きだったりします

    幽鬼の塔は最初の方は良かったものの、なんだか尻すぼみ感が…
    あと、乱歩本人も書いてますが、乱歩の持ち味があまり出てないような感じもします

    大金塊は小林くんの冒険みたいな感じで楽に楽しく読めました
    ただ、最後の洞窟でのことは、孤島の鬼にだいぶかぶってるとこがあって、ネタ切れ感がありますね
    でも、孤島の鬼の諸戸たちに比べてこっちはまだまだ子供なのにあの精神力の強さは凄いな…なんて思ってみたり
    あと、明智が優しかったのが印象的です
    少年探偵団シリーズは未読ですが、明智は子供には優しいんですかね

  • 探偵小説全盛の時代以降、
    清張の社会派推理が登場するのは必然だったのかも。

  • 見返し
    収録作品
    暗黒星
    地獄の道化師
    幽鬼の塔
    大金塊

  • 戦前の乱歩の最後の方の作品群です。

    それなりに面白いです。けど、マンネリ感も漂います。二十面相が出てこないのは、ちょっとマンネリ化をさけようとしたのかも。

  • 「暗黒星」「地獄の道化師」「幽鬼の塔」「大金塊」を収録

    以前、乱歩小説の登場人物は名前が似たようなのばかりで
    混乱すると書いたのですが、もう全集も半ばまでくると名前
    以外にも重複が見られます。
    それはトリックだったり犯人像だったり遺体の隠し場所だったり
    するのですが、タイトルまで似てきました。
    (「幽鬼の塔」と「幽霊塔」とか…)

    作品それぞれは面白いので気にならないのですが、全集を一気読み
    している私には大混乱を巻き起こすんであるんであります。
    そうじてやや、マンネリ気味であるんでありました。

    「~であるんである」というのは大隈重信の口癖だったそうです。
    (入学式かなにかできいた記憶が)

  • 2009/
    2009/

    暗黒星. 地獄の道化師. 幽鬼の塔. 大金塊. 私と乱歩 藤森照信著

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著者プロフィール

1894(明治27)—1965(昭和40)。三重県名張町出身。本名は平井太郎。
大正から昭和にかけて活躍。主に推理小説を得意とし、日本の探偵小説界に多大な影響を与えた。
あの有名な怪人二十面相や明智小五郎も乱歩が生みだしたキャラクターである。
主な小説に『陰獣』『押絵と旅する男』、評論に『幻影城』などがある。

「2023年 『江戸川乱歩 大活字本シリーズ 全巻セット』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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