枯葉色のノートブック (光文社文庫)

著者 :
  • 光文社
3.44
  • (13)
  • (16)
  • (59)
  • (2)
  • (0)
本棚登録 : 339
感想 : 20
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (295ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334739324

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 主人公(杉原爽香)が実際の年月の進行と同時に成長していく、年に1作のシリーズものです。<BR>
    赤川さんの本は、いつも行き帰りの通勤時間で一気読みできてしまうくらい、読み易く引き込ませてくれるのはいいんですが、このシリーズの登場人物は、主人公をのぞいて、異性関係にしまりがなさすぎます。<BR>
    読後は、ため息しか出てこない。。。<BR>
    2005/9/29

  • 18作目でようやく出版済みのシリーズに半分を過ぎた。もうどうしようもない人たちが出続けるのには慣れて、麻薬のようになってきた。今回もてんこ盛り。寺山~!それに男ばかりでなく、里美に智恵子に、姪の綾香・・・ 君たちもおかしいわ

  • 姪っ子どうなる?

  • 49歳→39歳→40歳→41歳→42歳→43歳→44歳→48歳→47歳→46歳→45歳→38歳→37歳→36歳→35歳→34歳→夢色のガイドブック→33歳→32歳

  • 新たなクズキャラ:寺山が登場。
    女子高校生に入れあげた上に会社を逆恨みする。彼の妻も何故か自分の旦那が高校生と付き合っていると聞いても冷静だし、爽香の妹分:里美は寺山にゾッコンだし。今回は不思議な感覚をもった女性達が登場していたのも特徴的。
    爽香の姪:綾香もどうしようもない両親の犠牲になってしまっており不憫、何とか良い方向に進んで欲しいものである。

  •  

  • 内容(「BOOK」データベースより)
    新しいケア付きマンション“レインボー・ハウス”の建設が進み、チーフとして忙しい毎日を送る爽香。そんななか、爽香の同僚・寺山が会社のお金を不正に使用しているとの疑惑が!部下の麻生に真相を探らせると、数々の不審な点が発覚する!一方、爽香の周りに、あの殺し屋・中川の影が…。登場人物が読者とともに年齢を重ねる画期的シリーズ第18弾。

    令和2年1月15日~16日

  • 爽香の同僚の寺山会社のお金を不正に使っているとの情報を得た爽香は秘書の麻生に調べてもらいます。そこで分かったのは不正使用と里美と不倫をしているという事。それに加え女子高生とまで付き合っています・・・・出てくる人出てくる人がなんでそんなに不倫ばっかりしているんですかね。このシリーズは。久々誰も死なない回だったのが唯一の救いです。兄充夫の娘の綾香の件も気になる。

  • 爽香シリーズ18弾

    殺し屋が出てきて、少し現実離れしてきたかなぁ。‥こんなに事件が起きてる時点で、現実じゃないか(^^;;

    でも読みやすくて、読んじゃう赤川次郎作品は大好きです。

  • ぼろぼろになりながらも、人は再び立ち上がる。そんな希望を与える作品。チーフ爽香の「レインボープロジェクト」のメンバー寺山が引き起こす着服と少女買春。並行ストーリーで様々な伏線を張りつつ、流されながらも生きる人たちを描く。面白かった。

全20件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

1948年、福岡県生まれ。1976年「幽霊列車」でオール讀物推理小説新人賞を受賞。『東京零年』で第50回吉川英治文学賞受賞。「夫は泥棒、妻は刑事」シリーズ、「三毛猫ホームズ」シリーズなどミステリーの他、サスペンス、ホラー、恋愛小説まで幅広く活躍。

「2023年 『黒鍵は恋してる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

赤川次郎の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×