ふたりのシンデレラ (光文社文庫)

著者 : 鯨統一郎
  • 光文社 (2005年9月8日発売)
3.11
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  • 本棚登録 :118
  • レビュー :27
  • Amazon.co.jp ・本 (354ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334739393

作品紹介・あらすじ

「ふたりのシンデレラ」を上演するため、合宿中の劇団を襲う惨劇。主役を巡り、女優や演出家が対立する中、一人は殺され、一人は失踪、一人は重傷を負い記憶を…。シンデレラが仕掛けた罠とは何か?事件の証人であり、犯人であり、犠牲者で、探偵役で、ワトソン役で、記録者で、容疑者で、そして共犯者でもある…一人八役の「わたし」が語る驚愕の真相とは。

ふたりのシンデレラ (光文社文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 離れ小島で行われた劇団の合宿の中で事件は起きた。劇の主役を巡って争っていた女優2人のうち、1人は火傷を負い記憶喪失で発見され、もう1人は遺体になっており、役者が1人姿を消した…

    古典ミステリ「シンデレラの罠」を先に読んでいると感動がもっと大きかったんだろうなあ、と自分の知識不足を感じた。1人8役、という「離れ業」としか表現できないオチ。

    ミステリをかじった人なら、事件の場面で「あーこれは定番のあのパターンだよなあ」までは想像がつくと思うけれどその後に描かれる真相までたどり着ける人はなかなか居なかったのでは。

  • 劇団内でのいざこざ、そして起きた殺人事件。記憶を失った私は誰?一人八役の私に起きた真実とは?って感じ。

  • 設定だけで走っちゃだめです!と思いつつもこんなの鯨統一郎にしかできないからつい笑ってしまう(でもいまいち)。
    『シンデレラの罠』を読まなきゃだめだな、と。

  • 【2013年4月23日登録】

  • 小劇団の看板女優二人が主役の座を争っているうち、火事が起こって・・・
    最後までわからなかった。
    読みやすく面白かった。
    (図書館)

  • 文中に、古巣の劇団の名前が出てきて、妙にドギマギした。

    ---------------------

    物語の設定が、小劇団なんですね。

    小劇団なんですが、すごいです。

    脚本家、演出家が別々にいて、マネージャーがいて、役者は5人で、美男美女だらけ。

    そして、美女がふたり、主役の座を狙って相手を貶めようとして……。

    うらやましい!

    いやいやいやいや、いやいやいやいや。

    といっても、そこじゃなくてね。

    うらやましい! のはどこかというと。

    もう一人、本業は医者だけど道楽の芝居に有り余る金を出資する男性、つまり劇団のパトロンが出てくるのだけど、これがうらやましい。

    有り余る金を、道楽で芝居につぎ込む?

    つぎ込みなさいつぎ込みなさい、さあ、僕の芝居につぎ込みなさい。

    湯水のごとくに使いまくって、楽しませてあげますから。

    しかも、劇団の方針、作品内容、配役には一切ケチを付けないとか、どんな神様だ。

    神様だ! ネ申だ!

    いいなあ。(本音)

    金さえあればなあ。(ぼやき)

    金くれよ。(脅迫)

    面白い芝居、作りますよ。(約束)

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    本編の謎は、さすが鯨統一郎氏一流の、人を食った解決。

    一人八役。こういうことだったとは!

    お見事としか言いようがありません。

    お楽しみあれ。

  • 「ふたりのシンデレラ」を上演するために合宿中の劇団を襲う惨劇。主役を巡り、女優や演出家が対立するなか、ひとりは殺され、ひとりは失踪、ひとりは重傷を負い記憶を…。シンデレラが仕掛けた罠とは何か?事件の証人であり、犯人であり、犠牲者で、探偵役で、ワトソン役で、記録者で、容疑者で、そして共犯者でもある…、一人八役の「わたし」が語る驚愕の真相とは!?

  • 証人・犯人・犠牲者・探偵役・ワトソン役・記録者・容疑者・共犯者の一人八役に挑戦。話は面白くて、ぐいぐい読み進むことができましたが、オチがなんだかすっきりしない感じ。でも、よく頑張ったと思います。

  • 中学の時に読んだ「シンデレラの罠」のリメイク?プロットも何もかも違うのだから、リメイクとは言わないか。友人の井田由美が実名で登場したのには、思わずビックリ。

  • トリックはびっくりというより、ああ、そっちか、という感じ

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