密室の鍵貸します (光文社文庫)

著者 :
  • 光文社
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本棚登録 : 2483
レビュー : 293
  • Amazon.co.jp ・本 (310ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334740207

作品紹介・あらすじ

しがない貧乏学生・戸村流平にとって、その日は厄日そのものだった。彼を手ひどく振った恋人が、背中を刺され、4階から突き落とされて死亡。その夜、一緒だった先輩も、流平が気づかぬ間に、浴室で刺されて殺されていたのだ!かくして、二つの殺人事件の第一容疑者となった流平の運命やいかに?ユーモア本格ミステリの新鋭が放つ、面白過ぎるデビュー作。

感想・レビュー・書評

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  • 伏線の張り方が秀逸。
    デビュー作でこんな新しい手法を確立するなんてすごい。
    読者に話しかけるような神の視点の中に、重大なことを隠すというより正直に触れていて、それを上手くユーモアでボンヤリさせて。よく作れるなー
    このシリーズ読むことに決めました。

  • 多くの方が読まれているのは知っていましたが、なんとなく自分には合わなさそうに思っていた、東川篤哉さん。

    有栖川有栖さんの解説に惹かれて手に取りました。
    この作品がデビュー作とのことです。

    タイトルが、映画にちなんだネーミングになっている、というのが洒落てますね。

    とぼけた味わいのある、主要登場人物たちの言動が面白かったです。幾度となく繰り返されるすれ違いや勘違いも、まるでコントのようでした。

    ミステリとしても、ユニークな持ち味が発揮されていて、真相解明に至るきっかけは、意表を突いたものになっています。
    また、伏線の回収も巧みでしたね。

    随所に効かせたユーモアが受け入れられなければ、ちょっと厳しいかもしれませんが、個人的には楽しく読むことが出来ましたし、続編も読んでみたいです。

  • この作者の作品は何作か読んでいるもののどれも良い意味で普通に面白い。犯人はわりと見当がつきやすいものの犯人の弄したトリックが説明された瞬間は「なるほど」と思えた。この最初の作品からして内容の安定感があるのは凄い。

  • 東山篤哉の「謎解きはディナーのあとで」を手に取ってぱらぱらと読んでみたところ、面白可笑しく書いているだけで(それもわざとらしい)、なんだか軽くてくだらないと思って、読むのをやめてしまった。しかし、この本を読んで、ちょっと認識を変えないといけないかなと思ってしまった。作者がところどころで乱入してくるので、ちょっぴりごちゃごちゃしている感はまぬがれないが、結構ユーモアがあってすいすい読め、それでいて割とトリックがまともで面白いのだ。ふーん、これがデビュー作か、なかなかやるじゃん。

  • 人が死んでるうえ、内容も本格的なのに文章がユーモラス。楽しく読めた。犯行の動機もユーモラスな文章にぴったりな動機でなかなか感心させられた。人が死んでるのに。

  • 間違えてこのシリーズの4作目から読んだので、読んでみた。
    面白かったが茂呂殺害の動機?犯人?が以外過ぎて残念だった。

  • 娘が好きな著者で、プレゼントの意味合いも込めて買ってきたのですが、すでに読んだとの悲しい回答であり、せっかくなので一読。
    コミカルな作風で今までにない推理小説でした。好き嫌いは分かれるかと思いますが、若い世代には受け入れられやすいかもしれません。

  • 2019/4/9~4/11

    しがない貧乏学生・戸村流平にとって、その日は厄日そのものだった。彼を手ひどく振った恋人が、背中を刺され、四階から突き落とされて死亡。その夜、一緒だった先輩も、流平が気づかぬ間に、浴室で刺されて殺されていたのだ!かくして、二つの殺人事件の第一容疑者となった流平の運命やいかに?ユーモア本格ミステリーの新鋭が放つ、面白過ぎるデビュー作!

  • たぶん、すれた推理小説読みにとっては事件発生前からトリックがわかってしまうんじゃないかと思うんだけどどうなんだろう?(^^;
    地の文のややうるさいところとか、リズム感もいまいちなんだけどなぁ。
    推理小説として評価が高いようなんだけど、ちょっとピンとこないですね。
    トリックの難易度、ネタの多さなど、推理小説初心者に薦めるには良い本かもしれませんが。

  • 烏賊川市シリーズ

    元彼女、大学の先輩
    ひと晩で2人を失った青年。
    しかも第一容疑者は自分?!

    これがデビュー作とはびっくり。
    シリーズの登場人物は全員勢ぞろい。
    ユーモラスな文体としっかりした本格推理。
    しかも殺人の真の理由がソレとは・・・・

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著者プロフィール

作家

「2018年 『世にもふしぎな動物園』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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