ミステリアス学園 (光文社文庫)

著者 : 鯨統一郎
  • 光文社 (2006年4月12日発売)
3.24
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  • 本棚登録 :333
  • レビュー :64
  • Amazon.co.jp ・本 (363ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334740474

作品紹介

ミステリアス学園ミステリ研究会、略して「ミスミス研」。ミステリは松本清張の『砂の器』しか読んだことがない、新入部員・湾田乱人が巻き込まれる怪事件の数々。なぜか人が死んでいく。「密室」「アリバイ」「嵐の山荘」…。仲間からのミステリ講義で知識を得て、湾田が辿り着く前代未聞の結末とは!?この一冊で本格ミステリがよくわかる-鯨流超絶ミステリ。

ミステリアス学園 (光文社文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 非常にトリッキーな構成は作者の面目躍如。メタミステリでありながら超有名な作品を想起させる。「本格ってなに?」という質問へのガイドブックではあるが、ミステリ部分の筋が初心者に読ませるにはトリッキーに過ぎるだろう。本格ファンが読んで楽しみ、本格・ミステリについて人に説明するための種本には適。7.0

  • うーん……そっちにいっちゃうか
    短編連作で、大学サークルのミス研が仲間を登場人物にしてミステリーを書いていくんだけど、毎回誰かが死んで人が減っていくにも関わらず、次回の話ではその人は架空の人物にされている……というのがずっと続く
    そして誰もいなくなった。の変形バージョンかな
    でも、オチがそっちかー……と思ってしまった

  • バカミスの大家,鯨統一郎の連作短篇集。第1章,本格ミステリの定義から始まって,トリック,嵐の山荘,密室講義,アリバイ講義,ダイイング・メッセージ講義,意外な犯人と,短篇ごとにミステリを紹介されている。各章は独立した短篇ながら,登場人物には繋がりがあり,作中で前の章で殺された人物がフィクションの人物であるかのような扱いを受け,ミステリアス学園のミステリ研究会のメンバーが一人ずつ減っていくという,そして誰もいなくなった風のアプローチがされていく。途中でその仕掛けすら変わってしまうが,個々の短篇のデキは及第点とは言い難いものの,作品全体のプロットには感心した。このプロットはとても面白いと思う。
    キャラクターの魅力はそれほどよいと思わないが,バカミスを狙って書いている節がある作家の割には,文章が稚拙というほどひどくないので,そこそこ読める。
    作品の中で,いろいろなミステリが紹介されているという手法も楽しめた。
    個々の短編のデキと最後のオチがもう少しきちんとしていれば傑作といってもよかったかもしれないが,最後のオチもひどい。プロットのよさだけが際立つ作品。おまけの★3で。

  • 2015年9月5日読了。
    2015年122冊目。

  • ミステリー講義は雑学的な面白さを感じた。しかし、この話全体としてのオチはどうなんだろう

  • 鯨統一郎はこういうの得意だなあ。オチはいただけないと思ったが。。。笑 全体として好き。

  • ミステリー好きには楽しめる内容。ミステリー初心者にもオススメできる。

  • 「ミステリー」か「ミステリ」どっちが正解か知らんけど、読書初心者には勉強になる1冊でした。自分も湾田みたいにベッドの上で講義されたら、もっと理解出来たに違いない。湾田が羨ましい・・・。【本格ミステリ度MAP】は今後の参考にしてみたい。

  • 結末に「え?」 こういうオチは初めてだったので、面白いとは思ったけれど、ミステリーとしては有りなのだろうか。

  • 面白かったです、私には。
    と、書くと湾田くんにはツッコまれるかもしれません(亜矢花さんかな?)

    それでも、確かに最後がちょっと拍子抜けやと感じました。内容は面白かったので、書き方が合わないのかなと思いましたが、あれはあれでいいのかもしれません。地文が少なくなって、余白が多くなったからかな?

    でも面白かったです。
    最後にバカミスと言う言葉が出てきますが、遊び心あふれる作品でした。続編?も読んでみたいです。パラパラ研…

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