黒魔館の惨劇 (光文社文庫)

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レビュー : 3
  • Amazon.co.jp ・本 (308ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334740498

感想・レビュー・書評

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  • 曰くのある屋敷についての短編連作集。
    ホラー4割、スプラッター6割の印象で相変わらずのグロ描写てんこ盛り。
    どの短編も1本調子でやや飽きてくる。
    なんらかの解決なり決着が欲しかった。
    最終話のぼやきに繋がる一連は面白かった。

    解説が熱くてちょい感動。

  • この著者、嫌いではないのだが近作ではどうも―定評があるはずの残虐描写にどうも迫力やグロテスクさを感じられないのか。考えてみると、登場人物が痛めつけられる描写でも「苦痛」が伝わってこない。その理由を「ショックで痛みが希薄」という風に書いてはいるものの、やはりモノ扱いなのだ。それ故に、単に血しぶきが飛び肉や臓物がこぼれる描写に慣れてしまった自分には、以前のようにわくわくできなくなってしまった。

    (この感想自体数年前のものですがw)

  • これですよこれ。呪われた館ホラー! いわく付きで怪現象起こりまくって、トッピングがスプラッタ。こういうの非常に好きですねえ。わりかし海外ホラー的なノリかも。
    連作形式になっていて、短編の中では「幽霊屋敷」が好きかなあ。まだ真相がまるで見えていない、その状況での恐怖がたまらない。「異邦人の街」のあのラストも、印象深かった~。
    だけどこの作品一番の真髄ってのは、全体を通して変貌してくるあの人の様なんじゃないかな。まさかまさか、そういうことになりますか。

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著者プロフィール

1954年、福岡県に生まれる。早稲田大学政治経済学部卒業。77年、「透明人間の定理 リラダンについて」で幻影城新人賞評論部門に佳作入選。85年、『肉の儀式』(ミリオン出版)で小説家デビュー。以降、ホラー、ハード・ヴァイオレンスを中心に活躍。映画評論家、コラムニスト、翻訳家、ダイバーとしても知られる。主な著書に小説『邪し魔』(河出書房新社)、『狂鬼降臨』(出版芸術社)、映画評論『世界ファンタスティック映画狂時代』(洋泉社)などがある。また、『人獣裁判』『凌辱の魔界』『髑髏町綺譚』(アドレナライズ)など、多数の作品が電子書籍化されている。現在、バリ島に在住で、トーキングヘッズ叢書(TH Seires)に映画エッセイ「バリは映画の宝島」を連載中。

「2017年 『蔵の中の鬼女』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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