糸切れ凧 研ぎ師人情始末 (光文社文庫)

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  • 光文社
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  • Amazon.co.jp ・本 (344ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334740542

感想・レビュー・書評

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  • 毎回準主役?を登場人物に出すのかな?
    出てくる人間模様が読ませますね

  • 研ぎ師人情始末シリーズ第2巻。人情もろくお節介な菊之助が巻き込まれる事件。あくどい高利貸しをしていた常陸屋伊衛門が殺され、女房のお照も負傷して五百両が盗まれた。下手人はその場から逐電した養子の貞助か?恩を仇で返されたお照は、百両の賞金を懸けた。俄然、色めき立つ食い詰め浪人たち。研ぎ師・荒金菊之助は、従兄弟で臨時廻り同心・横山秀蔵の要請を受け探索を開始するが…。近所で助けた瀬戸物商人の次男坊次郎に慕われ、強くなるため懇願され剣の弟子入りを許す。時代背景は正確だが研ぎ師家業は物語りに影響していない。

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著者プロフィール

1955年、熊本県生まれ。脚本家などを経て、94年に作家デビュー。近年は時代小説に力を注いでいる。人気シリーズに「隠密船頭」(光文社時代小説文庫)、「浪人奉行」(双葉文庫)、「武士の流儀」(文春文庫)などがある。

「2023年 『大河の剣(七)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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