OZの迷宮 (光文社文庫)

著者 :
  • 光文社
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本棚登録 : 75
レビュー : 14
  • Amazon.co.jp ・本 (510ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334740597

感想・レビュー・書評

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  • 著者は結構ロマンチストだ。序盤は平凡だが、徐々に不思議な連作短篇集が姿を現わす。最後の蛇足感が気になるなと思いきや、あとがきでもう一捻り。ベスト短編は「◯◯◯(一応伏せ)」。ありそうでなかったミスディレクションと後味悪いエンディングはそうはお目にかかれない。

  • 本格ミステリーは殺害方法さえ思いつけば、動機は後からいくらでも作れる。ゆえに、作者の指先一つで誰でも犯人にできる、という点を逆手にとった短編集だ。その志は買うが、同工異曲の事件ばかりで飽きてくる。ちなみに、受け継がれる絆、はウルトラマンネクサスのテーマでもあった。

  • 探偵役がリンクする短編集。心臓移植を受けた探偵、南美希風がいかにして誕生したかを語る物語でもある。作者がキャラクターを模索している過程を垣間見たようで、興味深い一冊でした。
    が、やっぱりキャラクターの名前がちょっと…。

  • 「密室の矢」 「逆密室の夕べ」 「獅子の城」
    「絵の中で溺れた男」 「わらの密室」 「イエローロード」
    「ケンタウロスの殺人」 「美羽の足跡」
    全8篇。連作短編集・・・なのですが、期待度大で読み始めたのはいいけれど
    読みながら戸惑ってしまった。
    これ探偵が変わるんだよね。
    しかもその入れ替わり方が驚きなのよ。
    そんなの有りですか????ってのまである。
    これはあとがきまで読んで、面白さ倍増!!と思えます。
    こういうのは初めてだったので、楽しめました

  • 長編だと思い込んで読み始めたので最初はだいぶ戸惑った。連作短篇集。
    最初二篇くらいはあんまり面白くないかなと思ったけど、三つ目くらいからまあ面白くなった。

  • 3+
    企み過ぎにも程がある。「ケンタウロス〜」等、奇抜な謎で興味を引き、良い意味で印象深い話もある。が、連作の構成上必要とは言え、結論ありきで作られた第3話の無理矢理感が、説得力も低く足を引っ張る。

  • トリック重視、真っ向勝負の本格ミステリが楽しめる。文章が読みづらいのが難点。

  • 名探偵のための、短編連作。
    いい意味で裏切られた。
    南美希風まで悲劇的な最後を迎えるんじゃないかとハラハラしたが。
    しかし、あのあとがきを踏まえると、「驚異的なパワーを持つ頭脳です」とか「まさに"魔術師"ですね」とか、恥ずかしくなかったんだろうか…これも自己愛性人格障害のなせる業か…。

  • 2011/1/28 Amazonより届く。
    2014/9/30〜10/3

    いつも柄刀作品の所に書いているが、私と柄刀作品は相性が悪い。が、この連作短編集は楽しめた。ネタばれになるので、詳しいことは書けないが、この展開は斬新。柄刀さんの実質的なデビュー作品や南美希風のデビュー作も含まれていて、柄刀さんにとっては、記念碑的作品なのかも。

  • 探偵役が移り変わってゆく連作短編集。あとがきで更に最後の一捻り。前半は特に、クリスティ等の古い海外ミステリーの翻訳もののような雰囲気。

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