本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・本 (566ページ)
- / ISBN・EAN: 9784334741020
作品紹介・あらすじ
昭和20年、敗戦。その衝撃は早熟な文学青年の精神を粉々にした。混乱のなか訪れたのは死よりも辛い虚無であった。しかし、立ち上がらなければならない。二度と過またないために。「世界」を捉える方法の獲取に向けて、思考は零から自力で開始される。純粋に痛切に綴られる詩人の初源の叫び。壮大な思想の出発点を為す極寒に燃える言葉たち。歴史的著作、初文庫化。
感想・レビュー・書評
-
私も若い頃は、酒を飲みながら自分のその時の気持ちをよくノートにぶつけていたなぁと思い出す。(勿論こんなに詩的なものではなかったが)今この本を読んでも、感じる事が少なかったが、あの若い頃に読んでいたら受け取り方も違っていただろうか。いつのまにかに、自分の中の葛藤をノートにぶつけることも無くなってしまっていた。
宮沢賢治氏の本は読みたくなった。詳細をみるコメント0件をすべて表示
全1件中 1 - 1件を表示