真珠色のコーヒーカップ (光文社文庫)

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  • 光文社
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  • Amazon.co.jp ・本 (291ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334741174

感想・レビュー・書評

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  • 主人公(杉原爽香)が実際の年月の進行と同時に成長していく、年に1作のシリーズものです。<BR>
    ちょうど約1年前に読んだ前作の読感を読み直しています。。。「このシリーズの登場人物は、主人公をのぞいて、異性関係にしまりがなさすぎます。読後は、ため息しか出てこない。。。」<BR>
    今回もまったく同じ読感でした。
    <BR>2006/10/16

  • 読むたびに出て来るくず男と甘やかせ女に怒りながら、ここまで来たら全部読まなきゃと義務化されてるような感じで、今回も終わる。またまた新しいくず男と甘やかせ女が登場。シリーズが続くと云うことは皆さんそう云うのがお好きなのね・・・

  • タイトルの意味が奥深い。

  • 49歳→39歳→40歳→41歳→42歳→43歳→44歳→48歳→47歳→46歳→45歳→38歳→37歳→36歳→35歳→34歳→夢色のガイドブック→33歳

  • 内容(「BOOK」データベースより)
    “レインボー・ハウス”も開業し、チーフとして忙しい毎日を送る爽香。ある夜、爽香は、暴走族に襲われたという少女を助ける。その同じ晩、S工業グループ会長の息子・色部健治が暴走族同士の抗争で殺されていた…。犯人は、健治と対立するグループのリーダー・緑川邦夫だという情報が入るが…。読者とともに登場人物たちが年齢を重ねる人気シリーズ第19弾。

    令和2年1月19日~20日

  • 今回は綾香の友達の敬子を巡って起きる事件の話です。暴走族が出てきたり明らかなおじいさんが息子の彼女に手を出したり・・・・元々若い秘書と不倫もしていたので、好きなんだな~とは思っていましたが、ここまで来ると意味不明です。爽香も殺されそうになったりといろんなことが起こりますが、爽香はドンと構えています。今までの経験の多さから来る貫禄ですね^^

  • 爽香シリーズ19作目、杉原爽香 三十三歳の春。レインボー・ハウスも開業し、チーフとして忙しい毎日を送る爽香。ある夜、爽香は暴走族に襲われたという少女を助ける。その同じ晩、S工業グループ会長の息子・色部健治が暴走族同士の抗争で殺されていた…。犯人は、健治と対立するグループのリーダー・緑川邦夫だという情報が入るが…。爽香のなじみの珈琲ショップ、影のオーナーが……。暴走族の抗争に巻き込まれるのかと思ったが、終盤があっさり片付く。このシリーズは巻末の解説は不要!シリーズを追う読者の方が詳しい。

  • 面白かった。暴走族の抗争とか、少しテーマが古い感じがするけど、まずまず楽しい。浮気や不倫ネタに少し厭きてきたかな…。

  • 毎年1作品ずつ、主人公が歳をとっていくこのシリーズ、私も毎年楽しみにしています。そして毎年、「前回はどんな話だったっけ?この人誰だったっけ??」と、思い出せずにいます(笑)赤川次郎さんの作品は、ユーモアがあってテンポがいいので、一番好きな作家さんです。

    主人公爽香は私より少しお姉さんで、私が中学生の頃から毎年読んでいるので、かれこれ15年来のつきあいですね~。爽香は大人になっても相変わらず頼もしいです。女にしておくにはもったいない!!

    でも、ここ最近忙し過ぎる様なので、爽香が倒れないか心配です・・・。そろそろ人の心配より自分の幸せを優先して欲しいと思います。しっかし、よく婚期を逃さなかったよな~。

  • 暴走族の抗争が主題かと思えば,結末がやや肩すかしを食わされたような気がしました。
    それでも杉原爽香の活躍はすばらしい。

    本書は,解説は鶴見俊輔で,短いが内容のある解説だ。

    ファンクラブの事務局の方の解説も良かったが,鶴見俊輔の解説も「風土記」という大げささが嘘くさくないところがよい。

    ps.
    本シリーズで、ちょっと気になるのは解説が文芸評論家が多いこと。
    文芸評論家の人の解説は、重複が多く,赤川次郎の経歴を書いているが、一度読めば十分で、何度も読みたくない。10冊に1冊くらいで十分ではないだろうか。100冊に1冊でもいいかもしれない。
    できれば、解説は文芸評論家以外の人でお願いできないだろうか。
    文芸評論家の方であっても、型通りの解説ではないのを義務づけてもらえないだろうか。

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著者プロフィール

1948年、福岡県生まれ。1976年「幽霊列車」でオール讀物推理小説新人賞を受賞。『東京零年』で第50回吉川英治文学賞受賞。「夫は泥棒、妻は刑事」シリーズ、「三毛猫ホームズ」シリーズなどミステリーの他、サスペンス、ホラー、恋愛小説まで幅広く活躍。

「2023年 『黒鍵は恋してる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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