鎧櫃の血 新装版 (光文社文庫)

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著者 : 岡本綺堂
  • 光文社 (2006年9月7日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (335ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334741310

鎧櫃の血 新装版 (光文社文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 全18話の内前半12話が「三浦老人昔話」、後半6話が「新集巷談」です。たくさん入っていますが、それぞれ完成度が高い秀作ぞろいと思います。
    自分はどちらかといえば人物造形のしっかりした三浦老人の方が好きですね。
    表題作「鎧櫃の血」など、おどろおどろしいタイトルですが、この話に限らず決して今風の派手なだけのホラー話ではありません。読んでいると主要人物に感情が入りますし、じわっと怖かったりしんみりしたり、物語として読み応えがあります。
    やっぱり一番怖いのは人だなあ。自分はそう思いましたね。

  • 2/3は三浦老人昔話。中公文庫版http://booklog.jp/item/1/4122056608 とダブルが、こちらは仮名遣いが現代的に直されていて、少し読みやすい。1/3は新集巷談として不思議譚を取り上げる。 杉浦日向子「百物語」http://booklog.jp/item/1/4101149135 で取り上げられたエピソードもいくつかある。

    収録されているのは、三浦老人昔話として、桐畑の太夫、鎧櫃の血、人参、置いてけ堀、落城の譜、権十郎の芝居、春色梅ごよみ、旗本の師匠、刺青の話、雷見舞、下屋敷、矢がすり。新集巷談として、鼠、魚妖、夢のお七、鯉、牛、虎。

  • 岡本綺堂は不思議だ。戦前の作家なのに非常に読みやすい。不思議な話なのにスピリチュアルに説明をつけるでもなく、ただただ不思議な話として納めてある。

  • 西洋のホラーだと、襲う側になんらかの理由があったりするのですが、こちらの本では、いきなり災厄が振りかかる、理由づけができない「恐怖」。
    じわじわとしみてきます。
    淡々とした文体が素晴らしい。

  • ■三浦老人昔話
    「桐畑の太夫」
    「鎧櫃の血」
    「人参」
    「置いてけ掘」
    「落城の譜」
    「権十郎の芝居」
    「春色梅ごよみ」
    「旗本の師匠」
    「刺青の話」
    「雷見舞」
    「下屋敷」
    「矢がすり」

    ■新集巷談
    「鼠」
    「魚妖」
    「夢のお七」
    「鯉」
    「牛」
    「虎」

  • これも友人からの借り物。因果な話が多かったなーと思います。

  • 新装版万歳

  • 未読。

  • 前の版で揃えているけど、これだけなくって。はー。すっきりした!全集も持ってるので読んではいるけれど、改めて、姿勢を正して三浦老人のお話を伺います。明治から見る江戸の姿。

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