双月城の惨劇 (光文社文庫)

著者 : 加賀美雅之
  • 光文社 (2006年12月7日発売)
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  • 12レビュー
  • Amazon.co.jp ・本 (587ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334741778

双月城の惨劇 (光文社文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 不可解な密室殺人事件、首なし死体、双子の美人姉妹、探偵役同士の対決など本格のガジェットが満載で魅力的です。『満月の部屋』の事件は、犯人の動機と城の構造や因縁が融合した素晴らしいトリックでしたが、それ以降の事件はあまりいただけない真相でした。
    それでも、内容は処女作とは思えないくらいよく作りこまれていたので感心しました。全体的に見ればかなりの良作だと思います。

  • WW2後のドイツ・ライン川付近に立つ城館を舞台に発生した連続殺人。、シャルル・ベルトランシリーズ1作目にして氏のデビュー作。妖しげな謎に論理的な解決、推理合戦、大トリックとあらゆる要素が凝縮されていて面白い。探偵役のベルトランも魅力的な人物でした。

  • シャルル・ベルトラン・シリーズ

    知り合いのノイヴァンシュタイン博士からの手紙。双月城と呼ばれる城に滞在する映画のロケハンチームと城の住人の間の不穏な空気。ドイツの双月城にむかうパット・スミス。映画スターで元双月城の使用人の息子であるライハンルトと城主の1人マリア・エールシュレーゲルの婚約と妊娠。血筋を重んじる姉カレンとの対立。密室の満月の塔で殺害されたマリア。首と手を切り取られ焼かれた遺体。ロッキングチェアーの前に膝まずく遺体の謎。消えたカレン。到着ししたベルトランと宿敵であるベルリン警察主任警部シュトロンハイム男爵。新月の塔で首を切られた状態で発見されたラインハルト。騎士の甲冑を着た胴体の謎。何か事件解決のカギを握った映画監督トマソンの死。事件直前にカレンらしき人物の姿を目撃し何者かに殴られたパット。使用された2本の剣の秘密。パットに何かを告げようとした夜転落死したメイドのフリーダ。カレンの服を着、鬘をかぶった遺体の謎。ベルトランの推理。エールシュレーゲル家の秘密。

  • 開拓ということで 帯のアオリも凄かったので以前購入してみた^^

    ・・途中までで読んで止まってる (^^;;

    いつか続き読む日がくる・・・ かも?

  • ドイツの古城、双子の美少女の当主、中世の伝説になぞらえた殺人事件。

    あらすじの単語だけで読む前から期待大でした。
    そして、読んでみたら期待通りでした!

    次々と起こる殺人の犯人は誰なのかと、
    主人公と一緒になってハラハラし、
    最後の真相には、あっ、と驚かされました。
    さすが、舞台が古城だけあって、トリックのスケールが違います。

    久々に、スケールの大きく面白い推理小説を読めて、大満足でした。

  • 文体は少年向けではないですが、おどろおどろしい内容やゴチックな雰囲気がポプラ社のルブランや乱歩物をおもいださせて楽しく読めました

  • ネタバレあり。後半がちょっと作りが雑に感じた。一人で犯人をつきとめようとしたりと、浅はかな行動を取り続ける理解力の遅い主人公に最後の方はイライラさせられました。ライバルと称されている男爵の見せ場も最初からほとんどなかった。殺人事件が起こってるのに警察を町に返したり、見張りの者を塔の出入り口につけてなかったりとつめが甘いところがある。警察としてどうなの?ただ、個人的にミステリの中ではダントツで「人狼城の恐怖」が好きだったので、伝説になぞらえた見立て殺人などの大掛かりなトリック、ヨーロッパの古城を舞台にした辺りなんかは自分好みでとても良かった。最後は若干こじつけみたいなところがあったので、もっと手をかけてもう少し厚い小説でも良かったと思う。

  • 2007年9月18日読了

  • 2007/4/26読了。古城、密室、名探偵とそろったおなじみ本格推理。

  • 今読んでる本格モノ。
    ようやと解決編に突入したので楽しくなって来ました☆
    トリックはけっこうシンプル。
    でも、もしかしたらどんでん返しが待ってるのかも!?
    期待!

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