消えた奇術師 星影龍三シリーズ (光文社文庫)

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  • 光文社
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  • Amazon.co.jp ・本 (319ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334742355

感想・レビュー・書評

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  • (収録作品)赤い密室/白い密室/青い密室/黄色い悪魔/消えた奇術師/妖塔記/エッセイ 奇跡!星影龍三の復活(天城一)/解説 密室と消失のトリックに挑む星影龍三(山前譲)

  • 奇術師・旭日斎天馬一座の目玉の出し物は「トランク抜け」だが、抜け出すはずの一員が死体となっていた。二人目の犠牲者はピストルで撃たれ階段を転げ落ちた。マジック・コンテスト優勝賞金の独り占めを目論む天馬。しかし、その姿は、密室空間から忽然と消えていた(表題作)。赤、白、青、三つの「密室」傑作を含む中短編集。消失トリックの白眉を天才・星影が斬る。(「BOOK」データベースより)

    赤い密室
    白い密室
    青い密室
    黄色い悪魔
    消えた奇術師
    妖塔記

    鮎川作品で赤い密室は押さえておかなきゃねーと読みましたが、なるほどすごいなこの人。
    大好きな有栖川氏が尊敬する作家だけのことはあります、ってなんかエラソー(笑)?
    ちょっと時間かかりましたが、面白く読みました。

  • 『赤い密室』
    星影龍三シリーズ

    密室で見つかった香月るり子のバラバラ遺体。遺体を包んでいた新聞から割り出された死亡推定時刻。妊娠1カ月の被害者。運び込まれた棺。被害者の交際相手・浦上とライバル・榎。そして浦上の元恋人伊藤ルイ。解剖台の上の遺体、胴体と左手の入ったカバンの謎。

    『白い密室』
    星影龍三シリーズ

    雪の降った夜、座間教授の家を訪れた佐藤キミ子。教授の家を訪れていた峰。自宅で殺害されていた座間教授。庭に捨てられていた凶器の謎。家に向かう峰の足跡にかくされた秘密。

    『青い密室』
    星影龍三シリーズ

    女性をめぐり争う樫村と信濃、警官に収められ部屋に連れて行かれた樫村。翌朝、密室となった自室で死体となって発見された樫村。鍵のかけられたドア。樫村の部屋の前の窓の下の花壇。自室にあった鍵。アパートの住人は樫村に恨みを持つ者ばかり。

    『黄色い悪魔』
    星影龍三シリーズ

    嘉六との別れ話のこじれで手紙を返すことを断ったリル。消えた幻斎がショーで使用するナイフ。密室の浴室で遺体となって発見されたリル。捨てられた凶器のナイフ。「黄色い悪魔」を名乗る男からの脅迫。冬になりアイスを食べるようになったリルの秘密。

    『消えた奇術師』
    星影龍三シリーズ

    旭日斎天馬の奇術ショーの最中トランクの中から現れたローザ伊吹。マジックショーで獲得した賞金を山分けにしようと約束した天馬、伊吹、山鳩、テル子。天馬の楽屋で殺害されたテル子。密室状態の楽屋から消えた天馬。誘拐された山鳩。

    『妖塔記』
    星影龍三シリーズ

    戦争中、友人・鳴神に聞かされたシヴァーの宝石の伝説。シヴァーの宝石を所有するインド人の誘拐。怪しい塔でインド人を監禁した鳴神。消えたインド人の謎。空襲で死んだ鳴神。30年後の星影龍三の推理。

     2010年11月8日読了

  • 「赤い密室」は何度目の再読かわかんないほど読んだけど、毎回感心する。
    動機はちょっとどうかと思うけど、猟奇+密室にしっかりと意味があるというところが良い。
    「白い密室」「青い密室」も好きだけど、やはり多少落ちるか。
    トリック自体に「?」を感じるところもあり。
    「黄色い悪魔」そうか、あの有名なトリックはこれにも使われていたのか、というのが一番の感想。
    でも、しっかりと貼られた伏線には驚いた。
    「消えた奇術師」は、短い中にサスペンスがちりばめられててなかなか。
    「妖塔記」個人的にはイマイチかなぁ。

  • 2007/05/17読了

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