- Amazon.co.jp ・本 (339ページ)
- / ISBN・EAN: 9784334742447
感想・レビュー・書評
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集団消失密室、多重ダイイングメッセージ、超常現象マジック、感覚転移実験、一見独立した断章たちは最期にとんでもない様相を見せ・・・。
注意です。 時には作品の情報を仕入れてから読んでみてもいいかもしれないですよ?詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
バカミスですか。
本書は連作短編となっています。
「廃墟と青空」はロックバンド鉄拳が密室状態のライブハウスでデビュー公演の真っ最中、ステージ上にプロデューサーの死体を残して消失します。
この謎は魅力的で解決もなかなかしっかりしています。
続く「闇の舞踏会」はありえないアートイベントでアーティストがダイイングメッセージを残して死体で発見されます。
アートの蘊蓄がやたらとあります。
批評家の人は前の話に出てきた人みたいですが、何だか話が怪しくなってきました。
「神の鞭」の最後でさらに驚き、「電子美学」ではこういう話なのかと思わされ、最終話「人間解体」ではもう笑うしかなかったです。
モンド氏の正体もギャグですね。 -
フランク・ザッパ、アシュ・ラ・テンペル、グルグル、
ディス・ヒート、キング・クリムゾン、キッス、
ジミ・ヘンドリックス、マーク・ボラン、ジム・モリソン、
ジョン・レノン、イアン・カーティス、カート・コバーン、
セックス・ピストルズ、スロッピング・グリッスル、
ピンク・フロイド、クラフトワーク、ノイ、カン、ファウスト...
これ全部ミステリーに出てくるか? 普通?
著者は絶対ユニオンの顧客だよね(笑)。
....それだけの感想。
ロジックと知識に溺れたくはないもんだ。 -
2007年7月30日読了
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2007/05/22