写真への旅 (光文社文庫)

著者 :
  • 光文社
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本棚登録 : 67
レビュー : 10
  • Amazon.co.jp ・本 (209ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334742546

感想・レビュー・書評

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  • ●「だれかのために、なにかのために、たとえば文化とか、歴史とかのために写真を撮るのはもうやめて、自分自身のためにこそ「激写」するのだ。あまりにも社会に、時流に媚びすぎる。時流と心中することはない。もっと「私」に媚びるべきだ。」
    ●「写真なんて世間様のマネなんだから、マネして悪いことはない。バーチバチ、シャッターをおそう。女性を撮るのだ。風景なんて撮るのはよそう。風景なんざ死ぬ間際に撮ればいいのだ。(中略)接触するのだ、勃起没入するのだ!傍観者ではダメなのだ、暴漢者になるのだ。」

  • やっぱり人に尽きるのかなあ。人を撮らないといけないのかなあ。たしかにうまく撮れるとうれしいけど、撮りたいのか?と問われるとうーん……。
    最初のほうで人物撮影に対する心構えというか、そういうことが書いてあって考えさせられた。
    読書会のテーマなのでもう一度読み返して感想まとめよう。
    関係ないが、彼の写真はみんな右肩下がりなんだよなー。ちょっと気になった。

  • 荒木経惟の昔のフォトエッセイだが、ややふざけた感じの特徴的な文体から彼の人となりが滲み出している良作。彼が持つ極めて真摯な問題意識に共感できた反面、彼のセンセーショナルな面だけしか知らなかっただけに、失礼ながら正直驚いてしまった。

  • もう一度読もう。

  • 写真撮りたいなぁ。

  • 1976年のアラーキー。山下洋輔をさらに散文化したような(ちょっとクスリ的な)、ワルノリ有りダジャレ有りの一冊。「文章など読まなくて良いから私の撮った写真を見れ欲しい」といいつつ、文もなかなか面白いですよ。写真は懐かしめ。

  • 荒木さん、米子にも来てたんですね。

  • 荒木さんのおバカな文章が大好きです。

  • ふわふわさせながらもものすごく重力があり、あっちゃこっちゃ向いてるようだけどじっと見据えている姿勢が素晴らしいなって思った。度肝を抜かれたのはやっぱり、通行人の顔を激写していく講座。
    友人の顔を撮っただけで盗撮するなと叩かれる現在なのだから、公然猥褻ならぬ公然盗撮とでも呼ぶべきなのだろうか。いつかきっと殺される気がする。でもすっごい楽しそう。
    よし決めた、今年から写真を始めよう。

  • <poka>
    アラーキーの原点といった感じ。
    これは復刻版。朝日ソノラマの初版を手に入れたい。

    <だいこんまる>
    安ければ復刻版でもいいんじゃないのぉ?
    写真集にいったいいくらつぎ込んでるの?

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著者プロフィール

1940年東京都生まれ。千葉大学工学部写真印刷工学科卒業後、電通に入社し写真部に所属する。1964 年「さっちん」で第1回太陽賞を受賞。1971年、妻陽子との新婚旅行を写した『センチメンタルな旅』を限定1000部で自費出版。以降、妖艶な花々、緊縛ヌード、空景、食事、東京の街、愛猫、様々な被写体から強烈なエロスとタナトスが漂う独特の写真世界を確立し、日本を代表する写真家として内外で高い評価を受けている。

「2017年 『荒木経惟 センチメンタルな旅 1971-2017-』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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