色即ぜねれいしょん (光文社文庫)

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レビュー : 85
  • Amazon.co.jp ・本 (334ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334742768

感想・レビュー・書評

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  • 青春。
    ぷんぷん匂う、高校生の男の子の正しい青春。
    気持ちが清々しくなる。
    優しい両親、ちゃんといいものをいいと認め合える友達、本人にとっては大問題の見栄、童貞問題、そして女の子。青春ってこうでした、と思える素敵な小説。
    ところどころ、初めて知る高校生の男の子の世界に苦笑したり吹き出したりしながら読む。明らかに女の子とは違う青春がそこにあった。

    こういう小説が書けるみうらじゅんさんという人の優しさを感じた。

  • これは昭和の青春の書だ!!
    昭和の時代、若者は夏になると島に行ったのだ。
    関西では隠岐島なのかもしれないが、関東の我々は神津島に行ったのだ!
    まさにフリーセックスを求めて。
    そしてもちろんそんなものはあるはずがないのだ!!

    さらに懐かしい響き。 YH。ユースホステル!
    確かに会員になりました。

    そしてそして、学園祭でのギター演奏。しかもオリジナル入り。

    なんて我々の青春そのものをトレースしているんだ!!
    出だしの「ホーネン。ホーネン。」の合唱には、チョット引いてしまったが、この話し自体は、青春そのもの。
    酸っぱすぎる懐かしの青春なのだ!

  • みうらじゅんの自伝的小説。
    ある種、これが本物の青春小説だよなーと思う。

    高校生くらいの思春期真っ盛りの男はどうしようもなくバカである。だからこそとてつもなく愛おしい。間違いなく僕にもそんな時代があったなぁ、と。

    大人に憧れて、ちょっと背伸びして、でもやっぱり子供で・・・。
    酒とか煙草とか音楽とか女の子とか。もうそれしか頭になくて。

    ページをめくるたびに共感して、あれこれ思い出して苦笑いする。
    使い古されたベタな表現だけど「甘酸っぱい青春」がそこにあるのです。

  • 何てすがすがしい青春小説なのだろう。著者に対しては『プロの変態』としてリスペクトしていたが、このような良書を出されているとは知らなかった。ボブ・ディラン聴き直してみる。

  • 男子高校生っておバカ!
    でもそこが愛おしい!

    自分の青春時代とは違いますが
    共感ができる作品でした。

  • 自分で体験出来なかった、男の子たちのキラキラが詰まっている。
    今の子たちとはまた違うんだと思うけど、私はこの時代の男の子たちが好きだ。
    楽しくワクワクしながら読めました。

  • 最高です。とにかく最高です。
    最近読んだ本(真面目な本もそうでもない本も全部ひっくるめて)の中でも、ダントツの一等賞です!
    自分の青春時代が一気に思い出され、赤面しながらも一心不乱に読んでしまいました。男なら誰でも共感できます。
    馬鹿だったなぁ・・・俺

  • みうらじゅんという人を好きである以上、名作と言わざるを得ない(笑)。
    彼を知らない人や、好きでんばい人には、なんてこたない内容。
    でも、はしばしに甘酸っぱさ満点の青春小説でもあります。

    みうらさんが好きだし、そして心底羨ましいし、憎いとすら
    思うこともある...。

    こういう風に自分を恥ずかしそうに、表現し続ける
    異型の表現者...。いいなー。

  • そこには間違いなく青春がありました!初めて読んだけれど青春モノサイコーです。小さな旅に初めて出た日を思い出し、色々なら期待があったなぁとノスタルジーに浸る場面もあり、仕事に疲れた大人にオススメかもしれません。

  • 青春って!ただし、もしかしたら映画で観たほうが好みだったかもしれない。

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著者プロフィール

みうらじゅん●1958年京都生まれ。武蔵野美術大学在学中に漫画家デビュー。

「2018年 『仏像ロケ隊がゆく 見仏記7』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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