霧氷 (光文社文庫)

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  • 光文社
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  • Amazon.co.jp ・本 (448ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334742782

感想・レビュー・書評

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  • わが子を殺した母である女と、未婚の母になる予定の女に焦点を当てて書かれた物語。
    どちらかといえば、前者の気持ちのほうが分からないでもない気がします。
    子育て・教育は国繁栄には不可欠な要素であり、
    しかも想像以上の苦労を強いられるのに、
    それを「母性がなんとかしてくれるだろう」と誰もが思っている。
    自分でもそう思っていたので、指摘されて衝撃でした。

    でも、パンダとか動物で稀にみられるケースで、
    本能的に母性が備わっていないものが出産しちゃうことがあるけど
    人間がそうなったら、誰が助けてくれるのか。
    母性があるって、いつ分かるのか?産んだら分かるのか?
    ないって分かったら、理性で育てていくのでしょうが…
    この小説は理性では育てていけなかった女が裁かれる物語。
    あまりにも、心許ない。

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