- Amazon.co.jp ・本 (324ページ)
- / ISBN・EAN: 9784334742812
感想・レビュー・書評
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何か純粋なホラーかと思ってだけど、ミステリー要素もある。どんでん返しあり。
名探偵コナンばりに、賢いというか、大人な小学生には違和感あるが、こんな過去持ってたら、お化けとか以前に良くマトモに育ったと感心する。
しかし、なんぼなんでも、そんな家に引越しして戻って来るか???経済的な理由にしても…
おばあちゃんが、そんなん信じる人でないにしても、気色悪いし…
結局、おどろおどろしい人達は、この小学生を助ける為に、現れたの?
まぁ、身内やったかもしれんし、助けようと警告しに来たのかもしれんけど、首取れたりする人の話とか聞く余裕ナシ!
こんなに、色々、出没してるのに、夜になると、家に帰るというのが理解できん…
更に立ち向かうとは!
やはり連鎖を断ち切るには、それしかないんか…
しかし…しかし…しかし…
はぁ…(T . T)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ホラーなんだけど説明が多く、しかも文章が途切れる感じ、つまるような感じで怖さよりも文章に気を取られてしまう。
ホラーは映像の方が怖さが引き立つので小説で求めようと思ったらダメなのかな?
再読する事ないと思うので旅立たせようと思う。 -
『娯楽』★★★★☆ 8
【詩情】★★★☆☆ 9
【整合】★★★☆☆ 9
『意外』★★★☆☆ 6
「人物」★★★★☆ 4
「可読」★★★★☆ 4
「作家」★★★★★ 5
【尖鋭】★★★☆☆ 9
『奥行』★★★☆☆ 6
『印象』★★★☆☆ 6
《総合》66 C -
ジュブナイルホラーミステリで面白かった。
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初めて読む作家さんです。初めてなら…と薦められました。
両親を事故でなくした貢太郎は、祖母とある一軒家をかりるのだが、初めから不思議なデジャヴュに襲われる。怪異な老人の謎の言葉、森の奥にうごめくなにか、化け物屋敷の話、陰惨な事件のうわさ…
貢太郎は引っ越してすぐに怪異と出会い、同学年の少女・礼奈 とその謎を調べはじめる…
主人公の男の子、12歳なのにしっかりしてる!そのせいか、
怖かったけど、気持ち悪くないし、怖がらせも、じわじわせまりくるジャパニーズホラーな感じで面白かったです。
今度はシリーズがよんでみたいな。 -
両親を亡くした12歳の少年が祖母と越してきた家にはどこか見覚えがある。いや家だけではない、その街並みさえも。幼少期から見る影におおわれた悪夢はこの土地の恐ろしいさを警告しているよような気がする。初めて訪れたはずのその土地で近隣の老人が告げる。
「ぼうず、おかえり・・・・。」
ホラーとミステリの破綻なき融合を成し遂げた刀城言耶シリーズを生んだ三津田信三氏が手掛ける家ホラー。家という閉鎖空間でひたひたと迫りくる怪異の怖さ、過去に起こったとある事件と森の祠の謎、未成熟な少年目線の冒険譚、と見どころ多し。刀城言耶シリーズが好きなら楽しめるとは思うが茶目っ気が少ない分下位互換のように私は感じた。 -
#読了
#日本怪奇幻想読者クラブ
禍家 / #三津田信三
三津田信三作品を遡る形で読んでいます。
中学生の主人公がとあるきっかけで祖母と二人暮らしを始める家が、何か、おかしい。
その町での事件や出自を辿っていくと思わぬ過去と向き合う事に...というお話。
輪廻転生とまではいかずとも人と人の抗えない繋がり、因縁を感じました。
大変面白く読みやすかった!