ホラー映画ベスト10殺人事件 (光文社文庫)

著者 :
  • 光文社
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本棚登録 : 28
レビュー : 7
  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334742942

感想・レビュー・書評

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  • ただ当時のホラー/スプラッター映画ブームがひたすら懐かしい本書。
    ストーリーよりスプラッター全盛期の雰囲気を楽しめる。
    映画評論家の生活が垣間見れるのが興味深い。
    あぁ、あの狂躁の時代は何処へ。

  • タイトルとは裏腹に、推理小説ではありませんでしたね。(^^;
    ぶっちゃけ、映画批評業界の裏話と、スプラッタ満載のコミカルホラーって感じ。
    とにかく、スプラッタ映画ばりに人を殺すシーンを詳細に書いているんですな。もう、他のことはどうでもいいやって感じで。(^^;
    あまり売れるような種類の作品じゃないけれど、好きな人なら他の作品も読みたくなるはず。
    僕はちょっとした息抜きになら読んでも良いかなって感じだけれど。
    (探してまでは読まないな。(^^;)

  • 最後はかなりぐだぐだに

    ただ、後ろの解説でめっちゃ絶賛されてる・・・

  • さすが友成。ぐちゃぐちゃ。
    人体破壊ばんざーーーーーーい。
    スプラッタばんざーーーーーーい。
    電ノコ魔、本当にいたら怖すぎるっ!!

  • これって……ユーモア小説なのか。ちょっとびっくり。でも読んでみると、たしかにそうでした。スプラッタだけれど軽快です。というよりむしろ、スプラッタ映画の軽快さを前面に押し出している印象。
    これもまたホラー・バッシングに対する反発なんですかね。犯人の姿は、「ほら、こんな風になっちゃうからホラー映画を観るのは悪いんだよ」という実例みたいで。だけどそんなはずあるかいって。たしかにこの作中では犯人のみならず、なのでちょっとアレなんですけどね(苦笑)。
    数々の有名ホラー映画が題材になっているので、知っていると嬉しいです。知らないのはチェックしたくなります。ああさらにドツボ……。

  • 初の友成純一、もっと彼の著作を読みたくなった。
    仲が悪いとされる実在の同業者 (映画評論家) をモデルにした登場人物を瀕死に陥らせるとか、どうしてそんな事するのか解らないけど、もっとやれ
    という意味で面白い
    という意味で狂ってる
     
    友成純一自身をモデルにしてるとしか思えないスプラッター映画評論家の周囲で血みどろ連続殺人事件が起こるサスペンス。
    サスペンスだけど、ブラック・ユーモアの方が効いている。
     
    自虐としか思えない主人公や映画ファンの内面描写が笑える。
    またスプラッター・ホラー映画の有名な / マニアな殺人シーンの再現が単純に楽しい。
    新宿ゴールデン街の狭い路地を舞台にした チェーンソー VS 巨大チェーンソー のいかれた殺し合いは2000年頃の 三池崇史 映画かと思った。
     
    虚実ともにマニアックな題材なので、かなりのマニア向け。
     
    余談ですが、瀕死にされた映画評論家のモデルは 塩田時敏 だそうです。
     
    塩田 とか 友成 とか 東京ファンタ とかのキーワードにピンと来ないとあんまり楽しめない可能性があり、普通の小説だと思われちゃいそうです。
    が、かなり無茶というか意欲的な内容だと思うよ。
     
    キネ旬 も必要かな? キネ旬 読まないから解らないや。

  •  ホラー映画評論家庄内良輔の周囲で、映画関係者が次々と惨殺されていく。しかも、庄内がベスト10に挙げたホラー映画の殺人シーンと同じ殺され方で、、、。 殺人事件とは言いながら、決して犯人探しの物語ではありません。ホラー映画を下敷きにした連続見立て殺人を通じて、作者のホラー映画への愛とかこだわりがひしひしと伝わってくる。の割には、ぐちょぐちょでスプラッタですが(汗)。 どう見ても、庄内と作者自身が重なって見える…と思ったら、大半の登場人物の実際のモデルがいるんですね!実際に体験したエピソードも、ネタとして使われてるとか。うう。性格わる〜い!ひょっとして小説の形を借りて、恨み晴らしてません??? ぐっちょんぐっちょんのスプラッタではあるものの、からっとして明るく、なんか笑えるし。ジメジメした陰惨さがないから、友成純一作品は大好き。しっかしこの作品、スラップスティック・コメディ…なの?ま、最後の一行がいいよね。とっても効いてますわ(笑)。

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著者プロフィール

1954年、福岡県に生まれる。早稲田大学政治経済学部卒業。77年、「透明人間の定理 リラダンについて」で幻影城新人賞評論部門に佳作入選。85年、『肉の儀式』(ミリオン出版)で小説家デビュー。以降、ホラー、ハード・ヴァイオレンスを中心に活躍。映画評論家、コラムニスト、翻訳家、ダイバーとしても知られる。主な著書に小説『邪し魔』(河出書房新社)、『狂鬼降臨』(出版芸術社)、映画評論『世界ファンタスティック映画狂時代』(洋泉社)などがある。また、『人獣裁判』『凌辱の魔界』『髑髏町綺譚』(アドレナライズ)など、多数の作品が電子書籍化されている。現在、バリ島に在住で、トーキングヘッズ叢書(TH Seires)に映画エッセイ「バリは映画の宝島」を連載中。

「2017年 『蔵の中の鬼女』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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