群雲、関ヶ原へ 下 (光文社文庫 た 36-2 光文社時代小説文庫)

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  • 光文社
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感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (665ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334743147

感想・レビュー・書評

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  • 毛利元就時代に「福原広俊」が活躍していたことは記憶していて、一方でこの本にも「福原広俊」が出てくるので「福原広俊」ってそんなに長く生きたの!?っと思って調べてみたら、福原家では同じ名前が多く、「広俊」が4名もいるということだった。「貞俊」が2名、「元俊」が2名ということだった。

  • 関ヶ原は人間の人生の縮図のよう。司馬遼太郎の関ヶ原を読んだ感想。関ヶ原に纏わる人々の人生を細部まで事細かく描写し、今までにないエピソードも含め臨場感と共に一気に読み終えた!関ヶ原の全てがここにあると言っても過言でない。

  • レビューは上巻に

  • 上下巻を通して、かなりのボリュームだったけど
    ようやく読みきった。

    上巻ではややピントが広く当てられていたがゆえに
    漠然としたところがなきにしもあらずだったけど、
    上巻から下巻に進むにつれ、
    関ヶ原の合戦というポイントにフォーカスが絞れてきて
    来るべき大合戦に向けたそれぞれの思惑や群像劇を経て
    クライマックスに至るまでを堪能した。

  • (上下巻共通)
    大長編なボリュームだけれど、連作短編として読むことができます。
    登場人物の多さも自然に解決できているし、知らないエピソードも多く楽しく読むことができました。
    視点が、やや西軍よりなのは、判官贔屓ってやつかな?(^^;

  • 短編集の連続みたいな感じで、大勢の人に焦点をあてながら進む関ヶ原。思惑の錯綜。三成が「大人になる」シーンが印象深いです。あと景勝と吉継がはんぱなくかっこよい。

  • 上巻と合わせて一体何人の武将が登場しているんだろうか??出てくる人出てくる人皆どこかしら癖ある(と言うより強過ぎる)人ばかりで、その人間性が面白くてたまりません。この巻では特に九鬼親子が好きです。

  • 主役のない群像劇は、大袈裟なクライマックスもなく義と利と、いろいろなモノが絡み合いながら関ヶ原へ。それぞれの決戦がとても読み応えありました。情感ある書き方で素敵だ!と思ったのは大谷さんの直垂に描かれた蝶の件と土壇場で武士として目覚める三成でした。

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