すべての美人は名探偵である (光文社文庫 く 10-6)

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  • 光文社
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感想 : 25
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  • Amazon.co.jp ・本 (479ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334743482

感想・レビュー・書評

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  • タイムスリップシリーズが好きで、期待して読んだんだけど…今作は…う〜ん…って感じ。個人的に気の強い女性ってのが苦手。美人かもしれないけど性格どうなの…アリバイ崩しとか言いながらなにも立証出来ず、これじゃ想像だけでは⁇犯人が自供したから良いものの。個人的にちょっと残念でした。

  • 題名からは考えられない複雑さ!大変失礼致しました…



  • 北は北海道、南は沖縄。同時に起こる殺人事件。
    徳川家の秘密に関する古文書を巡り、とある童歌の秘密に美貌の歴史学者と美人女子大生が挑む。
    ミステリに歴史も絡み鯨氏らしい一冊ではあるが...
    洗脳遠隔誘導自殺はねーよなー。
    宗教がらみの件が『悪魔のカタルシス』の二番煎じ感は否めないな。

  • 10年間積ん読だった本をようやく。早乙女静香シリーズも桜川東子シリーズもどちらも読んだことがあるけれど、けっこう前のことなので、もう少し最近だったらより楽しめたかな。「ずいずいずっころばし」の表解釈、裏解釈がなかなか。最後の最後の結末もナイスな感じ。個人的には、冒頭の引用文で土屋賢二『もしもソクラテスに口説かれたら』と、『樽』で麻希一樹『「悩み部」の結成と、その結末。』と、「仙台」で職場ともつながった。

  • 『邪馬台国はどこですか?』を始めとする歴史ミステリと、『九つの殺人メルヘン』などの童話・童謡謎解きという鯨作品の中核二つに、先行ミステリ作品のオマージュもたっぷりなボリューム長編。
    ヒロイン二人のキャラがかぶらず個性的に描かれていて、それぞれが魅力的に感じられるところが、実はかなりすごいことなのでは。

  •  面白いとか面白くないという以前にとんでもない(笑)
     なんというか、突っ込みどころ満載で、登場人物もアレでソレなんだけれども。

     勢いがあって時折笑う。

  • 4+ → 4

    美貌の毒舌歴史学者・早乙女静香、飲めば飲むほど推理が冴えるお嬢様大学生・桜川東子、鯨作品の二大ヒロイン夢の競演。
    少なくとも『邪馬台国はどこですか?』と『九つの殺人メルヘン』を事前に読んでおくと、ニヤニヤ度が増してより一層楽しめる。特に序盤、機内のシーンで静香が読んでいる本が『マジックミラー』なのが印象的。ファンには堪らない一作である。



    《以下微バレ》
    飲めば飲むほど推理が冴える・・・まるで“酔拳”だな、いや拳法じゃないから・・・何て言えばいいんだろう? そんなことをぼんやり考えながらクライマックスを読んでいたところで、タイミングよく、しかもさりげなく登場した“酔推(すいすい)”のフレーズに腹が捩れるほど爆笑してしまった。何て間が良いんだろう。

    ―――――
    2016.9.26-9.27 再読、評価変更。

  • シリーズ物から、2人の美人主人公が主役の鯨ミステリ。
    途中途中にサービスシーンが多々盛り込まれ、おっさん気分で鼻の下を伸ばしてみる。
    歴史解釈は毎度、完成度が違うようだが、今作は中位かと。
    結構なドタバタぶりで、気楽に読める。

  • あくまでも鯨さんが好きな人向けという感じで、いつもよりまして、内容には苦しいものがあったりします。人にお薦めはできない。

  • 20110522
    まさに、美人たちが名探偵。
    男性陣はタジタジです。
    早乙女さんの颯爽とした登場、かっこよかった。
    でももっと美人が出てもよかったー
    あと、主人公の三宅亮太のキャラが薄すぎるなー。てか、まともなんだ。変キャラだと面白かったのに。
    桜川さんの話、読んでなかったみたいなので、今度読もう。
    おかしーなー

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著者プロフィール

鯨統一郎
一九九八年、『邪馬台国はどこですか?』でデビュー。大胆な歴史解釈から、日本の常識を覆す独自の作品が話題を呼ぶ。以来、歴史だけではなく幅広い題材を用いて、次々と推理小説を発表している。著書に「喫茶〈ひとつぶの涙〉事件簿」シリーズ、「ハウスワーク代行・亜美の日記」シリーズ、「女子大生桜川東子の推理」シリーズ、「歴女美人探偵アルキメデス」シリーズ、『タイムメール』『女子大生つぐみと古事記の謎』『作家で十年いきのびる方法』など多数。

「2022年 『カルトからの大脱出』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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