迷い鳥 研ぎ師人情始末(六) (光文社文庫 い 37-6 光文社時代小説文庫)

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  • 光文社
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  • Amazon.co.jp ・本 (312ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334743574

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  • 研ぎ師人情始末シリーズ6巻。口入屋で下働きをしている庄吉が、主の妾・お紋殺しの容疑で手配された。庄吉の両親が同じ裏店に住む関係から、荒金菊之助は従兄弟の臨時廻り同心・横山秀蔵を助することになる。病身の庄吉の父親を案じつつ探索を続ける菊之助と相棒の次郎。そんな時に、大身の旗本を殺害した刺客稼業の浪人と、庄吉に繋がりがあると知って…。菊之助の相棒次郎の人間的に大きく成長が見受けられる巻。研ぎ師菊之助が助する同心・横山秀蔵の幼馴染で従兄弟のくだり、くど過ぎ。庄吉を最初から一方的に庇う菊之助の根拠が不明。

  • 稲葉稔先生の3冊目
    このシリーズも冴えない主人公です
    でも、人情味あふれる作品で、北原先生のような
    救いのない終わり方にならなくて良かった!

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著者プロフィール

1955年、熊本県生まれ。脚本家などを経て、94年に作家デビュー。近年は時代小説に力を注いでいる。人気シリーズに「隠密船頭」(光文社時代小説文庫)、「浪人奉行」(双葉文庫)、「武士の流儀」(文春文庫)などがある。

「2023年 『大河の剣(七)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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