だいこん (光文社文庫)

著者 :
  • 光文社
3.80
  • (46)
  • (78)
  • (68)
  • (6)
  • (2)
本棚登録 : 537
レビュー : 73
  • Amazon.co.jp ・本 (629ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334743611

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • ボリュームがあり話がしっかりしていて面白い割には魅力的で印象に残る人物がほぼおらず、最後まで物語に入り込めなかったので淡白な印象となった。

  • もう少し主人公以外の周りの登場人物にも愛着が持てるような描写が欲しかったなあと思った。

  • 長っ。
    主人公のつばきが人から好かれトントン拍子に物事が進んでいく理由がわからない。
    たしかに気風は良いし、判断力もあるのだろうけど、それだけじゃない?
    あんまり人を思いやるというか、優しさは感じないし共感もなかった。
    ピンチが訪れても大したことなく、するっと話が進んでしまうのが軽い。

  • (古本を購入)
    読み始めた(8月4日)~読み終わった(8月26日)

    人には幼い頃の苦労が必要だ。
    可愛い子には旅をさせろ。
    若い頃の苦労は買ってでもしろ。

    年配の方やある程度の年齢になられた方々は言う。
    それは確かだと思うが、反省か後悔の念に聞こえる。
    経験の少ない若者たちは苦労はしたくない。
    親も自分の子供には甘かったりする。

    小説でありフィクションの世界ではあるが、読後、そんな事を考えたりした。ただ、今の目の前の事に一生懸命に取り組むことが道を開くカギとなり、援助する人や、解決の道が開けるといった事は納得するところであった。

    作者の他の作品も読んでみたいと感じた。

  • 幼い頃から両親を敬い、類まれなる商才を身に付けていった主人公つばきが、ひたむきに努力し、若くして「だいこん」という今で言う大衆食堂の商いを大きくしていく姿を描いた長編でしたが、さすがの山本一力作品だけあって、まわりの粋な人たちの支えや人の目効きをする際の深い洞察力が特に良かったですね!
    己の恋愛は脇に置いて、商いに人生をひたむきに掛けるつばきの姿が悲しき孤高の天才のようで胸にしみましたね!
    最後の知恵を使い、志を捨てず、ひたむきに汗を流せば、道は拓ける、人が力を貸してくれるという言葉が、この物語の真理を巧みについた言葉だと深く感銘を受けました!

  • 内容(「BOOK」データベースより)

    江戸・浅草で一膳飯屋「だいこん」を営むつばきとその家族の物語。腕のいい大工だが、博打好きの父・安治、貧しい暮らしのなかで夫を支える母・みのぶ、二人の妹さくらとかえで―。飯炊きの技と抜きん出た商才を持ったつばきが、温かな家族や周囲の情深い人々の助けを借りながら、困難を乗り越え店とともに成長していく。直木賞作家が贈る下町人情溢れる細腕繁盛記。

  • テンポがよくて面白かったが、ちょっととんとん拍子に行き過ぎのような。

  • 「あかね空」も面白かったが、本作も文句無く面白い。分量は600頁以上となかなかなものだが、どんどん引き込まれていった。少々、人物・状況描写がクドイきらいもあるが、時代小説好きには、一読してもらいたい作品である。
    主人公つばきの真っ直ぐで涼やかな性格は勿論、江戸の市井の人々の人情味溢れ、それでいて粋な立ち居振る舞いは、読んでいて清々しい。著者は、江戸時代の人情、風情を描写させたら当代一とも言えるであろう。
    深川に移ってからの続編の評価は芳しくないようだが、是非読んでみたいと思う。

  • 泣かせるなぁ

  • いい

全73件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

山本 一力(やまもと いちりき)
1948年、高知県高知市生まれ。14歳で上京し、中学3年から高校卒業までの4年間の新聞配達でワシントン・ハイツ(最大規模の米軍基地)を担当、英語力を養う。英語力を活かしながら通信機輸出会社、大手旅行会社(近畿日本ツーリスト)、デザイナー、コピーライターなど十数回の転職を経験。
46歳の時、事業失敗で作った2億の借金を返済するために作家になることを決意。1997年『蒼龍』でオール讀物新人賞を受賞しデビュー。2002年には『あかね空』で直木賞を受賞した。その他代表シリーズに『ジョン・マン』など。

だいこん (光文社文庫)のその他の作品

山本一力の作品

だいこん (光文社文庫)を本棚に登録しているひと

ツイートする