江戸川乱歩と13人の新青年 〈論理派〉編 (光文社文庫)

制作 : ミステリー文学資料館 
  • 光文社
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (429ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334743703

感想・レビュー・書評

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  • 乱歩が編んだアンソロジー。甲賀三郎や大阪圭吉など読んだことある人から、初めての人まで。羽志主水『監獄部屋』は推理小説じゃないけど、確かにインパクトがすごい。こういう経験をしたら、人間不信になるわな。米田三星『蜘蛛』は読んだことあるような。おしゃれな感じ。こっちは論理派編だけど文学派編もあるそうで。読んでみようか、と思うけど、やっぱ昔の文体は読みにくいんだよな。

  • 3+ 

    後に出た〈文学派〉編を先に読んでとても面白かったので、自分の趣味にも合う〈論理派〉編なら更に楽しめると思ったのだが、期待していたほどではなかった。とは言え、それぞれ読みどころもあり温故知新を実感した次第。
    乱歩の評論「日本の探偵小説」からの解説を、各編の冒頭に付しているのもポイントだが、収録作品のうち8/13が青空文庫で読める(2013年1月現在)ので、単に作品だけ読めれば良いという向きにはそちらで済ます手もある。

  • 『ニッケルの文鎮』甲賀三郎

    『爬虫館事件』海野十三

    『聖アレキセイ寺院の惨劇』小栗虫太郎

    『石塀幽霊』大阪圭吉

    『網膜脈視症』木々高太郎

    『変化する陳述』石浜金作

    『痴人の復讐』小酒井不木

    『蜘蛛』米田三星

    『彼が殺したか』浜尾四郎

    『閉鎖を命ぜられた妖怪館』山本太郎

    『監獄部屋』羽志主水

    『予審調書』平林初之輔

    『現場不在証明』角田喜久雄

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