- Amazon.co.jp ・本 (436ページ)
- / ISBN・EAN: 9784334744328
感想・レビュー・書評
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説明が多すぎて嫌になってしまいました
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狙撃手のシリーズみたいなものかな?
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鳴海章の力作である。氏の造形の深い強襲と要撃の両面を作品に凝縮させ、ディテールを描写することで作品の臨場感を盛り上げている。ただ、F-15の要撃の場面はカットしたほうが作品としての質が高まったと思われる。ページがこの部分にとられ、本筋部分の背景や動機がよくわからなくなったことは残念である。
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男臭い小説です。
やたらに銃器に対する描写が詳しくて多い。
好きな人にはたまらないのだろうけど、
僕にとってはもう少しべつの所を詳しく描写した方が良かったのではないかという気がして仕方ありません。 -
さくら銃殺隊サガのどちらかというと外伝的な話?(^^;
「銃殺隊」元メンバーがハイジャック犯と戦う話です。
冒頭の港を舞台にした派手な銃撃戦も良かったですね。
これまでの印象とはうって変わって「銃殺隊」のメンバーの活躍がヒーローっぽいです。
もっと悪人な印象だったんですけど。(^^;
メインのハイジャックの話も突入以前の話が細かく描かれていて、作者らしさが出ていましたね。 -
この本は、スナイパーを主に扱ってるシリーズの一つです。ここで描かれるような事件は、実際に起きても仕方がない事態です。このような場合、我が国は、きちんとした対処が出来るのか。願わくば、正義感に燃える、この本に出てくる隊員の様な方がたくさんいますようにと思いながら読み進めました。ただ、ウィルスの話が入ってるので、そういった話が苦手な人は、辞めておいた方が良いです。
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警察の特殊部隊とテロとの戦い。
銃撃戦やF15の描写が丁寧で細かく臨場感がある。
ただし、話としてはやや単調。最後の数ページでご都合主義的にまとめているように感じた。F15やハイジャック機唯一の日本人の存在にあまり意味を感じなかった。主人公をライバル視していた同僚の邂逅もあっさりしていたような。
とはいえ、特殊部隊の男臭さ、熱さは伝わった。一連のシリーズものだったようで、過去作品も読んでいれば深みは増したか。 -
「根室花咲港に係留されたロシア船で銃撃事件が発生した。臨場した北海道警察本部公安部特殊装備隊を、銃弾の嵐が待ち受ける。自動小銃と対戦車ロケット砲で武装した犯人グループの狙いは何か!同じ頃、イルクーツクから、サハリンのユジノサハリンスクに向かうクリル航空機内で、致死率90パーセント以上のウィルス性伝染病が発生。クリル機は、極東唯一の治療施設を求めて、その機首を日本に向けた。だが、その伝染病こそ、新たに開発された細菌兵器だった―。同時多発した二つの事件に関連はあるのか!特殊装備隊隊員・仁王頭勇斗と、その仲間たちの命を賭けた闘いを活写。鳴海章「スナイパー・シリーズ」の最高傑作、ここに登場」というのがアマゾンに出ていたあらすじ。この素材、最近読んでいた米英の作家なら、上下巻文庫本で800ページぐらいにはふくらませそうです。それだけ中身が濃いわけですが、後半はもう少し書き込んでもよいのかなと思いました。鳴海氏の作品は、乱歩賞と受賞後第一作の二作だけ読んだことがあります。航空サスペンスの要素は、この小説でもたっぷり味わうことができます。
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根室花咲港を震撼させた大銃撃戦と、ウィルスに汚染されたロシア航空機の緊急着陸。同時発生したふたつの事件に関連はあるのか。特殊装備隊隊員・仁王頭勇斗と、その仲間たちの命を賭けた闘いを活写。スナイパー・シリーズ。