三国志傑物伝 (光文社文庫 み 2-17 光文社時代小説文庫)

著者 : 三好徹

• 光文社 (2008年6月12日発売)

感想・レビュー・書評

[相模守さんの感想 · 2021年7月18日]

三国志の脇役達にスポットを当てた人物列伝。三国志を一通り知っている人に更に深みを与える一冊。

[tomazunさんの感想 · 2015年11月21日]

"三国志外伝"と同じく登場する人物達を紹介していくのだけど
三国志外伝が物語風だったのに対しこちらは解説なスタイルで書き上げる。
やっぱ勇姿を捉えて描くと、どの人物も魅力的に感じる。

[丁さんの感想 · 2010年1月20日]

「興亡三国志　全五巻」の外伝として発売された「三国志外伝」の姉妹版です。
一人一人の話が短いので、話によっては物足りなさも覚えるかもしれませんが、24人の人物を取り上げているので思ったよりもボリューム感がありました。
また、一人一人の話が短いため、取っつきやすく読みやすいと思います。

[染井吉野ナンシーさんの感想 · 2008年9月12日]

一話一話が手頃な長さなので、短い時間で読むのにはちょうど良いです。人物によってはもっと書いてくれてもいいのにという物足りなさも感じますが。

[swickさんの感想 · 2008年6月24日]

気になる武将が載っていたので購入。
といっても呂布と張遼だけどね＼(^o^)／
演技よりも史実寄りの解説だと思います。
楽しかったです。
まだ読んでいないところもあるのでこれからじっくり(笑

著者プロフィール

一九三一年東京生まれ。横浜国立大学経済学部を卒業後、読売新聞社を経て作家生活に。六七年『風塵地帯』で日本推理作家協会賞を、六八年「聖少女」で直木賞を受賞する。推理・サスペンス小説、スパイ小説、歴史小説、伝記小説など広範囲なジャンルで硬筆な筆をふるう。

「2019年 『ガラスの階段　特捜検事 新編集版』 で使われていた紹介文から引用しています。」