裏切りの明日 (光文社文庫 ゆ 4-3 結城昌治コレクション)

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  • Amazon.co.jp ・本 (281ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334744656

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  • 独り者の刑事沢井は、小峰製粉を乗っ取ろうとする阿久津の巧妙な罠に引き込まれてゆく。株買占め、買収、乗っ取り、そして会社乗っ取りに窮した小峰社長が振り出した7千万の手形が消える。手形紛失事件を追う沢井刑事は犯人の一人を追い詰めるが、現金化された大金を前にして、殺人に至る。完全犯行と思われたが、目撃者が・・・。そして最後に金を手にするのは?結城昌治の推理小説は、人物と場面の描写が活き活きしていて面白い。

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著者プロフィール

結城昌治

一九二七(昭和二)年、東京に生まれる。四九年、早稲田専門学校を卒業し、東京地検に勤務したが、結核が発病し三年間の療養生活を送った。五九年、短篇「寒中水泳」によって認められ、『ひげのある男たち』『ゴメスの名はゴメス』等を執筆し、ユニークな推理作家として注目された。七〇年、「中央公論」に連載した『軍旗はためく下に』で第六十三回直木賞を受賞。ほか『夜の終る時』『志ん生一代』など著作多数、「結城昌治作品集」(全八冊)がある。九六(平成八)年一月没。

「2020年 『軍旗はためく下に 増補新版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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