ストロベリーナイト (光文社文庫)

著者 :
  • 光文社
3.66
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本棚登録 : 10577
レビュー : 1361
  • Amazon.co.jp ・本 (435ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334744717

作品紹介・あらすじ

溜め池近くの植え込みから、ビニールシートに包まれた男の惨殺死体が発見された。警視庁捜査一課の警部補・姫川玲子は、これが単独の殺人事件で終わらないことに気づく。捜査で浮上した謎の言葉「ストロベリーナイト」が意味するものは?クセ者揃いの刑事たちとともに悪戦苦闘の末、辿り着いたのは、あまりにも衝撃的な事実だった。人気シリーズ、待望の文庫化始動。

感想・レビュー・書評

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  • 危機迫るラスト
    読み応え抜群の一冊だった

    ビニールに包まれ、内臓を切り裂かれた状態で突如置かれた謎の変死体が発見されてから連動して次々と出てくる死体
    まったくつながりのない死体から見えてきたのは、殺された人物達が皆「ストロベリーナイト」という夜会に参加していること

    紐づく死体の繋がり、まったく見えてこない犯人像からの突如の出来事、姫川、勝俣それぞれの視点から明かされる捜査の進捗
    犯人の心情を描いた一説
    サスペンス
    陰と陽がすごくて、一章ごとに読みながら同じ作者が書いてるのかとギャップを感じてしまうほど
    面白かった

    ところどころ布石は回収しきれてないところもあり
    お兄ちゃんの存在がどんなんだったのかもう少し気になった



  • 姫川シリーズ第一作。
    誉田作品は久し振りに読んだけど、猟奇シーンの描写がこんなにもエグかっただろうか。
    『歌舞伎町セブン』なんかの時はもっとハードボイルド色が強かったか印象だったが。
    何にせよ、刑事物としては良いスピード感でした。

  • 結構グロいけど面白い!
    姫川さんがかっこよくて痛々しくて、目が離せない。

  • 作者のストーリーの幅の広さに驚かされます。実写版では主人公を竹内結子が演じていて、ドラマを見たことがあるので読んでいてもその登場人物が頭の中で演じてくれました。殺人シーンは少しグロテスクで呼んでいても目を背けたくなる感じ。全体としては猟奇殺人サスペンスなのかなぁ。とにかく、先が気になる一冊でした。

  • 初めましての誉田作品、そして久しぶりの警察小説。殺害方法がグロく、思わず目を背けてしまいたくなる場面があり、姫川の過去についての描写もしっかり描かれていて、何度本を閉じかけただろうか。それでも読み進まずにはいられなかった。ただ、大事な場面がほとんど“感”で済ませているのにはなんだか物足りなさも(そもそもそういう設定なんですけど)。そして犯人が意外すぎた。
    警察社会は、男尊女卑、パワハラ、セクハラ、賄賂がはびこっていますね。小説では最後に帳尻が合うのがいいんだろうが、現代社会ではどうなのか、と疑問が残る。

  • 2018/7/1
    あんまり共感はできないけど結末は気になる本。
    この人好き!って人がいないのがねー
    でももしかしたら好きになるかもしれない気がする人が何人かいるのでシリーズ続きを読もう。

  • 溜め池近くの植え込みから、ビニールシートに包まれた男の惨殺死体が発見された。警視庁捜査一課の警部補・姫川玲子は、これが単独の殺人事件で終わらないことに気づく。捜査で浮上した謎の言葉「ストロベリーナイト」が意味するものは?クセ者揃いの刑事たちとともに悪戦苦闘の末、辿り着いたのは、あまりにも衝撃的な事実だった。

  • 同名のドラマの初回を見逃したので連続ドラマはチラ見。
    チラ見なりにハードさを感じる。
    ほのぼの武士道しか読んでないので
    多分、こっちがこの作者の本領なのであろうと思って読む。

    警察小説は好きだけど、
    この犯罪場面のグロい描写はいつまでたっても慣れない。
    それがなくては成り立たないことも重々承知。

    嫌みで女々しい男にイライラしたけれど、
    負けずにねちっこい姫川女史にも驚く。
    ドラマのキャストはよかったと思うなぁ。
    チラ見ですけど。

  • たまたま暇つぶしでみた「インビジブルレイン」で姫川の過去とかが気になったのでブコフの100円棚で購入。その答えはありきたりなのであるが伏線が何重にも張り巡らされておりこの誉田さんのテクニックは「上手いな〜」と納得せざるを得ない。はっきり言ってこの手の血飛沫上がるような猟奇モノは苦手、嫌いなのだが作品としては圧倒的に面白かった。突っ走るスリリングな展開はもちろんだが、ブレないようでブレまくる姫川のキャラを潰しにかかるように見えて実は救いの手を差し伸べる一癖も二癖もある刑事たちの人間ドラマとしてもまた読ませる。エンタテインメントを徹底的に意識しての作り込みはそれはそれでありなのだろうと思った

  • 誉田哲也の描く女性刑事、姫川玲子が活躍する三部作からなるクライムサスペンスシリーズの第一弾。一件の遺体遺棄事件から連続猟奇殺人事件へと発展するサスペンス、警察内の階級社会や複雑に絡み合う刑事達の群像と事件の意外性を緻密に描きながら、感動的なエピソードと陰惨な犯行描写という真逆のディテールギャップも見事。畳み掛けるスピーディーな展開は章毎に止める事が出来ず、読んでいる時間を忘れさせる。玲子のライバル「ガンテツ」こと勝俣の超アウトロー、玲子にぞっこんな関西弁の井岡巡査長など、魅力的なキャラクターも愉しい。

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著者プロフィール

誉田 哲也(ほんだ てつや)
1969年、東京都生まれの小説家。学習院中・高等科を経て学習院大学経済学部経営学科卒業。卒業後にミュージシャンを目指していたが、椎名林檎の存在で断念。格闘技ライターを経て作家活動に入る。
2002年、『妖(あやかし)の華』でムー伝奇ノベル大賞優秀賞を獲得しデビュー。2003年『アクセス』でホラーサスペンス大賞特別賞を受賞。
代表作は、映画化もされた『武士道シックスティーン』に始まる「武士道」シリーズ。姫川玲子シリーズの『ストロベリーナイト』はドラマ化・映画化された。ほか、『ジウ』シリーズ、魚住久江シリーズ『ドルチェ』『ドンナ ビアンカ』や、『ケモノの城』『プラージュ』などがある。

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