流転の果て: 勘定吟味役異聞8 (光文社文庫 う 16-9 光文社時代小説文庫)
- 光文社 (2009年1月8日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (358ページ)
- / ISBN・EAN: 9784334745363
感想・レビュー・書評
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シリーズ8作目 最終巻
やっと紅と祝言をあげる事が出来たし、宿敵の永渕とも決着がついた。
それなのに役職を離れ、吉宗政権になったあとの展開が書かれず終わってしまった。残念。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
勘定吟味役異聞 8巻で、完結。
そして御広敷用人へと、、、、大奥のシリーズも、、、
もう10年程前に 書かれているのだが、、、、享保の改革へ、吉宗が八代将軍ヘとなって行く様子が、こんな策略や政治的、そして、藩の陰謀など、学校の歴史では、習えないような展開に、ただただ小説なのに、読みふけってしまった。
最後のあとがきも、今の時代風景も江戸時代の腐敗、隠匿、など余り変わりのない社会のように思える事が書かれているのだが、、、、10年後経っても、変わらず、痛感してしまった。 -
勘定吟味役、完結。
こうして御広敷用人に繋がっていくのか。
学校の授業で習った享保の改革も、こうして物語になると面白い。
また教科書を読み直したくなった。 -
将軍家継は、可哀想ですよね。
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第八弾にて完結?
吉宗の姫となった紅と結ばれる。
吉宗の登場で真部・白石、そして柳沢旧派、紀伊国屋文左衛門も退場 -
完結!
でも主役は紀伊国屋であったかのような印象も湧く存在感
・・・この作品の中で一番夢をみている人物像が良かった
(もちろん悪役)
ラストは・・・作者が語りすぎかな? -
上田秀人の作品は、一気読みがいい。
ただ、今作はちょっと尻すぼみかんあり。無理矢理結末迄持って来ちゃったかなって。もっと日常を描いたところもよみたかったかな。
でも、面白かった事に間違いない。 -
H21.3.5 2刷本 シリーズ終了
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1/11-1/11