誓いの夏から (光文社文庫 な 30-2)

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  • 光文社
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感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・本 (399ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334745400

感想・レビュー・書評

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  • 話の流れが唐突過ぎてイマイチ乗れなかったかな。お終いまで読めばなんとなく分かるけど、でもそれぞれの心理に納得いかない、というか?(なんでそうなる?)

  • 純愛物語なのか、復讐者なのか、ハードボイルド風でもあり。でも最後まで読むと分かる。一途な愛の物語なのだと。

  • 永瀬隼介の小説を読むのは、この本が初めてでした。
    昔、少年の時に叶わなかった思いを遂げる男が、切々と描かれています。
    ジャーナリストとしても活躍していると言う著者らしく、緻密な物語が展開されます。
    とても切なく、心に残る1冊でした。

  • ラストは少し物足りなかった。
    こんな重大事件。こんな終わり方って。
    高校生の主人公の少年が、恋人にふりかかった殺人事件をきっかけに刑事になる。
    19年後、かつての恋人の前に再び現れて、過去の事件の真相を暴く。
    刑事ものとは一味違う、愛と執念の物語。
    一気にラストまで読んでしまいました。

  • 後味悪い、悲しい話。
    救いがないなぁ…

  • 読みはじめはスピード感があってグングン読めたのですが
    ラスト、消化不良ですー。

    うーん、何だかひたすら悲惨なだけな気がしないでもないです。

  • 2011/7/30
    永瀬さん初読です。そもそもちょっとした手違いで読み始めましたが、ぐいぐい引き込まれて一気読みしてしまいました。それにしても19年は長すぎませんか。そして、この結末は悲しすぎます。

  • 6月-9。3.5点。
    高校時代、守ると約束した彼女が事件に巻き込まれる。守れなかった後悔を抱え、刑事に。19年後、再度巻き込まれた彼女。
    ハードボイルド。天国の扉に似た感じ。

  • 高校生のときに起きた忌まわしい事件。そのとき彼女を守れなかった彼は・・・!
    痛ましいなあ。ああ、あまりにストイックすぎて涙も出ない。
    でもちょっと彼女の気持ちが分らないというか、大人になれなかった少年少女たち、なのかな。

  • ドキドキした。

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著者プロフィール

永瀬隼介

1960年鹿児島県生まれ。國學院大學卒。週刊誌記者を経てフリージャーナリストとなり、祝康成名義で『真相はこれだ! 「昭和」8大事件を撃つ』を刊行するなど事件ノンフィクションを中心に活躍。2000年『サイレントボーダー』で小説デビュー。事件現場で培った取材力を活かし、現代の深部を抉る骨太のサスペンスや犯罪小説を発表している。近著に『帝の毒薬』『カミカゼ』『三日間の相棒』『白い疵 英雄の死』『12月の向日葵』など。ノンフィクションに『19歳 一家四人惨殺犯の告白』などがある。

「2022年 『殺し屋の息子』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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