韓国新幹線を追え (光文社文庫 に 1-105)

著者 :
  • 光文社
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  • Amazon.co.jp ・本 (243ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334745837

作品紹介・あらすじ

韓国新幹線「KTX」を舞台にした、日本側特使の「暗殺計画」を阻止するために、十津川と亀井は、韓国に飛んだ。時速三〇〇キロで疾走するKTXを占拠した謎のグループの正体は何か?そして、その目的は?精力的な現地取材の成果を生かし、険悪な日韓関係と、韓国国内の抱える社会問題をモチーフに、巨匠が描く、ファン必読、興奮のトラベル・ミステリー。

感想・レビュー・書評

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  • ちょっとしたスパイ小説を読んでいるようで、かなり面白かった。こういうのを読みたかったので、個人的には大満足の作品。

  • 韓国新幹線のことを全く知らなかったので楽しく読めました。
    韓国の軍隊の話題なのに,米軍や北朝鮮の話題がないのは,社会派ではないのだからか,
    複雑にならないようにするためかは判断できませんでした。

    登場人物の個々の心理描写も少なく,韓国の文化の紹介も浅いので,旅行の1-2時間を潰すのによいかもしれません。

    世界各国の鉄道ものを書いて欲しいと思いました。

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著者プロフィール

一九三〇(昭和五)年、東京生れ。鉄道ミステリ、トラベルミステリの立役者で、二〇二二年に亡くなるまで六〇〇冊以上の書籍が刊行されている。オール讀物推理小説新人賞、江戸川乱歩賞、日本推理作家協会賞など、数多くの賞を受賞。

「2022年 『十津川警部と七枚の切符』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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