生きることば: あなたへ (光文社文庫 せ 3-7)

著者 : 瀬戸内寂聴

• 光文社 (2009年6月11日発売)

感想・レビュー・書評

[lisainuさんの感想 · 2022年9月23日]

瀬戸内静寂さんがまえがきに書かれている通り、"深夜、思いわずらって眠れない時、誰かに苦しい胸のうちを打ち明け、聞いてほしい時、孤独にさいなまされて、さめざめとひとりで泣きたい時、ふと、手をのばして頁をくってみたい小さい本があれば、どんなにか心が慰められる･･･この本があなたにそういう役目をしてくれたら"との思いで、まとめられた本。

一　わかれ
二　さびしさ
三　くるしみ
四　いのり　
五　しあわせ
からなる。

ときに慰められ、ときに厳しい言葉もあるが、近くに置いておきたい本の１冊になった。

[猫に小説*´꒳`ฅさんの感想 · 2021年1月6日]

瀬戸内寂聴さんのありがたいお言葉集。

ろくに恋愛もせず、大した死別も経験していない私がこの本を読むには若すぎたかも。分からないところが多々あった。心の鬼？とか。

寂聴さんがキリスト教のこともご存知だとは知らなかった。
宗教に詳しい方で恋愛についてこんなに語る方は、寂聴さん以外知らない。どうしてなのだろう。

この本で、お気に入りの所は顔施。にこにこした顔を以てお布施完了。素敵だと思う。

何十年かしたらまた読みたい。
今は正直に、★２で。

[ますたぁーどさんの感想 · 2020年11月14日]

何とな手にした本だが、どこから読んでも心にしみる。生きていく上で限りない煩悩の数々だが、寂聴氏の言葉が優しく諭してくれる。求めていた言葉がどこかに必ず有るはず。

[ひーちゃんさんの感想 · 2023年12月4日]

最高！お会いしてみたかった！

[とらちゃんさんの感想 · 2022年12月28日]

結構ズバッと言い切る文章もあったりするので
ドキッとしたりもします。
基本的に愛に生きた人なのかなとも思う。
男女の愛について語る文章が多い印象

[Tさんの感想 · 2022年7月23日]

深い学びにつながりました。何度も読み直して言葉を噛み締めたいと思っています。
毎日のありがたさを感じたいと思います。

[帝塚山大学図書館 学生選書会さんの感想 · 2021年12月14日]

https://lib.tezukayama-u.ac.jp/opac/volume/929116

[ユウロさんの感想 · 2019年7月1日]

寂聴さんの名言集。短いことばにまとめられていてよみやすい。深い。

[nanamiiiruさんの感想 · 2016年2月21日]

何度も読み返した

[hiramaさんの感想 · 2014年9月10日]

ちょこちょこペラペラと読むのが良さそう。日々の生活に迷った時、何かにすがってしまいたい時、出るはずのない答えを探し求めたい時に。

著者プロフィール

1922年、徳島県生まれ。東京女子大学卒業。63年『夏の終り』で女流文学賞、92年『花に問え』で谷崎純一郎賞、11年『風景』で泉鏡花賞を受賞。2006年、文化勲章を受章。2021年11月、逝去。

「2022年 『瀬戸内寂聴　初期自選エッセイ　美麗ケース入りセット』 で使われていた紹介文から引用しています。」