嫌妻権 (光文社文庫)

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  • 光文社
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レビュー : 4
  • Amazon.co.jp ・本 (284ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334746216

感想・レビュー・書評

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  • 夫婦の感情的なすれ違いをテーマにした短編集.全部の短編が夫からの視点から描かれていて,もし男性が書いたら,世の女性から徹底的に攻撃されそうな,妻に対するあきらめと嫌悪の混じった感情がかなりストレートに書かれている.それが夫婦の中でそういうことってあるなと感じさせる感情であるところは作家の力か.それとも世の夫たちは妻たちに簡単に考えていることが簡単に見抜かれてしまうほど単純な生き物なのか.

  • 世の旦那さんの妻への内なる不満・家庭外への秘める欲望をコミカルにかつリアルに表現。
    田辺聖子さんの洞察力ってすごい!ってか恐っ!

  • 面白い。かなり辛らつなことが書いてあるけど、独特の関西弁でやわらかくなって、ユーモア抜群。いるいるこんな人、自分にもあるかもなんて思いながら笑ったり反省したり。

  • おもしろかった。
    将来こんな女にならないようにしよう、こんな女になりたいな、と色々発見。
    実際に居そう(というか、居る?)中年夫婦を描いたこの本は、私にとって久々に楽しめた本でした。

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著者プロフィール

1928年、大阪市生まれ。樟蔭女子専門学校卒業。64年『感傷旅行』で芥川賞、87年『花衣ぬぐやまつわる……』で女流文学賞、93年『ひねくれ一茶』で吉川英治文学賞を受賞。『むかし・あけぼの』『ジョゼと虎と魚たち』『田辺聖子の小倉百人一首』など著作多数。

「2017年 『私の大阪八景』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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