ソウルケイジ (光文社文庫)

著者 : 誉田哲也
  • 光文社 (2009年10月8日発売)
3.78
  • (450)
  • (1122)
  • (770)
  • (86)
  • (14)
  • 本棚登録 :6632
  • レビュー :658
  • Amazon.co.jp ・本 (438ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334746681

ソウルケイジ (光文社文庫)の感想・レビュー・書評

並び替え:

表示形式:

表示件数:

  • 姫川に敵対する 日下。
    しかし、日下にも 苦い経験があり、
    ガンテツに かなり いじめられたことがあった。
    そのことで 姫川の 捜査方法や推定に対して
    予測や余談を排することを伝えたがっている。
    姫川に言わずに 菊田に言うのが なんとも言えない。

    姫川が 積極的に 菊田にキスをするとは大胆な。
    菊田の ウブさ。そして 井岡の ひょうきんさ。

    高岡賢一=内藤和敏のもつ 執念。
    戸部真樹夫の どうしようもない 習性。
    これによって、どれだけの人が傷ついたのか。
    保険金殺人の手口。
    三島耕介の純真さ。親への想いとおやっさんへの想い。
    そして、恋をして 真実に近づく。
    実に、つらくて悲しい物語。

    科学的な捜査をいかに欺くのか
    それを 貫くことで、事実を見せない。
    どんでん返しが 巧みだね。DNA鑑定さえ欺く。

    姫川が 姫川らしさを 見せるのは、
    中川美智子への思いやりかな。

  • 姫川玲子シリーズ第2作目。保険金殺人を犯す戸部マキオを殺してしまった高岡が、自分の子供のような存在の三島耕助を助けるために自分の手首まで切り落として殺害されたことを偽装するという事件。父性、それがここまでの行動をさせるのだろうか。描写がエグくて途中気持ちわるなくなってしまう部分もあるが、読み切れた。つまり面白い。

  • シリーズ2作目。
    前作に比べると痛い描写が少なかったので読みやすかった。でも、やはり痛い描写はあり、眉間にシワが。。事件の経緯・顛末はなんともやりきれないもので、ひたすら切ない。
    姫川と日下のやり取りに和んだ。正反対なタイプだけど、いいコンビ。

  • 刑事物のミステリーやトリックのみならず、著者である誉田のテーマ、そしてヒロイン姫川玲子の過去から背負ってきたものなど、奥深いものを感じさせる。非常に複雑で情報量の多い捜査関係の記述が多いにも関わらず、テンポのよい文章と若干くだけたユーモアが入り交じり、読んでいる者を疲れさせない工夫がある。前作「ストロベリーナイト」も読んでみたくなった。

  • 姫川シリーズの2作目「ソウルケイジ」です。

    この初めにいきなりエグイのは、共通なのでしょうか?

     でも今作、グロテクスな事件とは関係なく人間臭さと言うか、あくまでも「人物」が主軸にある。
     前作「ストロベリーナイト」の、狂気のような恐ろしさはありません。犯罪に関わりながらも、重しを背負って自分以外の誰かのために生きる。そんな感じ。
     ようやく、姫川が毛嫌いしている日下氏も登場します。これも良い感じです。

    タイトルの「ソウルケイジ」が、スティングのアルバム名から来ているとは、、、小説読んで、それが連想出来た人はいるのだろうか?

    こんな感じのストーリーも面白い。私的には、前作より、こっちが好みです。

  • 私の姫川シリーズの2つ目として読んだ。相変わらずぐいぐいと引き込まれるストーリー。事件の本筋とその脇にある姫川と菊田の進展の遅い恋の行方。終盤近くの姫川のひらめきから畳みかけるように話が進んでいくのは読んでいて楽しかった。また、別の姫川玲子シリーズを読んでみたいと思った。

  • 著者の作品は初めて読んだのだが、とても好きな作風だった。本当はグロ描写は得意ではないのだが、それを耐えてでも読み進めたいと思わせる魅力のある作品だった。結末は結構切ない。

  • 父性愛を感じた。
    高岡にもっとずる賢さがあれば、と思った。
    泣ける。

  • 前回(ストロベリーナイト)とは打って変わって、グロさの少ない人情味のある物語でした。今回はガンテツとのモヤモヤするバトルもなく、姫川がバトる相手(刑事)はちゃんとした仕事人なので、むしろ姫川の子供っぽさが目についてしまった。そこが可愛いのですが(笑)。菊田との距離も縮み、二人の関係が今後どう展開するのかも楽しみです(ドラマ観てないので)。謎解きは易しいものの、一人の男の父性が次々と自分を追い詰めて行く過程が悲しく、切ない物語でした。面白かった。

  • ストロベリーナイトから数ヶ月。
    殉職した大塚君の色が消えてない時期のお話し。
    つか、
    このお話しはわかりやすいのいい。

    ただ痛い!
    痛すぎて嫌じゃぁー!

全658件中 1 - 10件を表示

ソウルケイジ (光文社文庫)のその他の作品

誉田哲也の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
東野 圭吾
誉田 哲也
伊坂 幸太郎
村上 春樹
宮部 みゆき
有効な右矢印 無効な右矢印

ソウルケイジ (光文社文庫)に関連する談話室の質問

ソウルケイジ (光文社文庫)を本棚に登録しているひと

ツイートする