ソウルケイジ (光文社文庫)

著者 :
  • 光文社
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レビュー : 701
  • Amazon.co.jp ・本 (438ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334746681

感想・レビュー・書評

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  • 姫川に敵対する 日下。
    しかし、日下にも 苦い経験があり、
    ガンテツに かなり いじめられたことがあった。
    そのことで 姫川の 捜査方法や推定に対して
    予測や余談を排することを伝えたがっている。
    姫川に言わずに 菊田に言うのが なんとも言えない。

    姫川が 積極的に 菊田にキスをするとは大胆な。
    菊田の ウブさ。そして 井岡の ひょうきんさ。

    高岡賢一=内藤和敏のもつ 執念。
    戸部真樹夫の どうしようもない 習性。
    これによって、どれだけの人が傷ついたのか。
    保険金殺人の手口。
    三島耕介の純真さ。親への想いとおやっさんへの想い。
    そして、恋をして 真実に近づく。
    実に、つらくて悲しい物語。

    科学的な捜査をいかに欺くのか
    それを 貫くことで、事実を見せない。
    どんでん返しが 巧みだね。DNA鑑定さえ欺く。

    姫川が 姫川らしさを 見せるのは、
    中川美智子への思いやりかな。

  • わかりやすい、おもしろい!「シンメトリー」に進みます。

  • ストロベリーナイトがとにかく痛くてつらくて読んでいられないという記憶があった為、続編には全く手がでなかったが会社の方からお借りしたので読んでしまった(^◇^;)

    痛くないから、大丈夫だからって聞いていたのに、痛いじゃんか!!めっちゃ痛いじゃんか!!!(^_^;)

    登場人物が割と多いのだと思うが、個性が光るし、それぞれが抱えるドラマが面白い!
    ストーリーも◯

    最後、ちと痛かったが、丸一日で読んでしまうほどのスピード感があった。

  • 姫川玲子シリーズ第2作目。保険金殺人を犯す戸部マキオを殺してしまった高岡が、自分の子供のような存在の三島耕助を助けるために自分の手首まで切り落として殺害されたことを偽装するという事件。父性、それがここまでの行動をさせるのだろうか。描写がエグくて途中気持ちわるなくなってしまう部分もあるが、読み切れた。つまり面白い。

  • シリーズ2作目。
    前作に比べると痛い描写が少なかったので読みやすかった。でも、やはり痛い描写はあり、眉間にシワが。。事件の経緯・顛末はなんともやりきれないもので、ひたすら切ない。
    姫川と日下のやり取りに和んだ。正反対なタイプだけど、いいコンビ。

  • 刑事物のミステリーやトリックのみならず、著者である誉田のテーマ、そしてヒロイン姫川玲子の過去から背負ってきたものなど、奥深いものを感じさせる。非常に複雑で情報量の多い捜査関係の記述が多いにも関わらず、テンポのよい文章と若干くだけたユーモアが入り交じり、読んでいる者を疲れさせない工夫がある。前作「ストロベリーナイト」も読んでみたくなった。

  • 姫川シリーズの2作目「ソウルケイジ」です。

    この初めにいきなりエグイのは、共通なのでしょうか?

     でも今作、グロテクスな事件とは関係なく人間臭さと言うか、あくまでも「人物」が主軸にある。
     前作「ストロベリーナイト」の、狂気のような恐ろしさはありません。犯罪に関わりながらも、重しを背負って自分以外の誰かのために生きる。そんな感じ。
     ようやく、姫川が毛嫌いしている日下氏も登場します。これも良い感じです。

    タイトルの「ソウルケイジ」が、スティングのアルバム名から来ているとは、、、小説読んで、それが連想出来た人はいるのだろうか?

    こんな感じのストーリーも面白い。私的には、前作より、こっちが好みです。

  • ドラマで見ていたので脳内ではバッチリ竹内結子の姫川班に変換されているのだけど,だからこそ菊田に対する玲子の態度の描写は違和感しかなくて困った。
    あらら,本当の姫川玲子ってこういう人なのね。ストロベリーナイトの時よりも更にガッカリ感…。
    ストーリーは,父性をテーマにしていて,救いようがないのだけど,悲しい過去を持った人間が一生懸命くっついて生きている様相に虚しさや温かみを感じ,良い意味で読み終わった後にぐったりする。
    私の中でベストオブなドラマだからこそ,これ以上原作読むの止めようと思う。
    映像化作品と原作の関係ってどんなに逆立ちしても原作に敵わないって思っていたけど(見る順番は関係なく),そうではない例外的な作品がドラマのストロベリーナイトなんだなぁ。もちろん,私の好みにハマっているだけだけど。

  • 姫川玲子第2弾。
    詳しい内容までは思い出せなかったのですが、配役を思い出しました。
    それにしても悲しい話です。
    違う誰かになって生きていくってどういうことなのだろうか?

  • 姫川シリーズ2作目。
    1作目のストロベリーナイトが怖くて、この2作目を読むか悩んだが、推理小説のシリーズ系が好きなので、意を決して読んだ。
    相変わらずグロいところがある。
    でもこの2作目を読んだことによって、姫川シリーズにどっぶりはまっていく。

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著者プロフィール

誉田 哲也(ほんだ てつや)
1969年、東京都生まれの小説家。学習院中・高等科を経て学習院大学経済学部経営学科卒業。卒業後にミュージシャンを目指していたが、椎名林檎の存在で断念。格闘技ライターを経て作家活動に入る。
2002年、『妖(あやかし)の華』でムー伝奇ノベル大賞優秀賞を獲得しデビュー。2003年『アクセス』でホラーサスペンス大賞特別賞を受賞。
代表作は、映画化もされた『武士道シックスティーン』に始まる「武士道」シリーズ。姫川玲子シリーズの『ストロベリーナイト』はドラマ化・映画化された。ほか、『ジウ』シリーズ、魚住久江シリーズ『ドルチェ』『ドンナ ビアンカ』や、『ケモノの城』『プラージュ』などがある。

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