四国・坊っちゃん列車殺人号 (光文社文庫)

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  • 光文社
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レビュー : 6
  • Amazon.co.jp ・本 (236ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334746711

感想・レビュー・書評

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  • 【あらすじ】
     新しい映像文化のために設立されたプロダクトBYが最初に世に問う作品第1作は、ミステリ映画「四国・坊っちゃん列車殺人号」。
     監督は薄田刹那が選ばれ、なぜかこのプロジェクトに瓜生慎も参加することに。
    (プロダクトBYの設立過程やスポンサーとの関わりで縁があったのです。縁は大事ですね。)
     実は瓜生慎は中学時代、1年間だけ愛媛県に住んだことがあり、その時、演劇部で「坊っちゃん」を上演し、薄田監督はその時の仲間であった。
         
     薄田一行が徳島の祖谷渓でロケハン中、付近で、不動産業者の海江田が殺害されるという事件が発生。
     実は海江田も「坊っちゃん」上映時の仲間であり、赤シャツを演じていた。
     海江田の葬儀で他の仲間とも再会し、ロケハンは坊っちゃん演劇会の同窓会の様相を呈する。
     しかし、海江田との金銭問題から薄田監督が容疑者に浮上。
     さらに瓜生慎は山屋旅館の女将のマドンナ・夕菜にも疑惑の目を向ける。
     そんな中、タヌキ校長役だった福原彩香が行方不明となり、夕刊サンに死体写真が送られて来た。
     瓜生慎は可能克郎を電話で呼び出し、関係者についての聞き込みを始める。

    【感想】
     中学時代に一緒に演劇をした仲間たちのその後。
     皆さん色々ありますねえ。(ライター率が高い!)
     平凡な結婚をして平凡な家庭を築いている(しかし非凡な探偵として活躍してますが)瓜生慎は勝ち組でしょう。
     そしてそんな中学時代の仲間でも、色々あって加害者となったり被害者となったり。
     悲しいね切ないね。
     しかも被害者はそれ相当の悪人だし、加害者はそれ相当の同情の余地があるし、それでも加害者は探偵役の瓜生慎によって明らかになって犯罪者と暴かれるし、辻真先ワールドが好きだから読んでるんであって、貴重な余暇の時間にこんな切ない小説なんか、普通は読みたいと思いませんよ。
       http://sfkid.seesaa.net/article/416187941.html

  • しばらくぶりの辻真先の推理小説。今度、四国へ行くので題名に惹かれて決めた一冊。祖谷峡と松山の坊ちゃん列車は外せないなぁ。次読むのは漱石の"坊ちゃん"に決定。

  • みんな、仲良いね(^_^)

  • ミステリ映画『四国・坊っちゃん列車殺人号』の関係者は、奇しくもかつて松山の中学時代、演劇部として「坊っちゃん」を演じた者ばかりだった。一行は現地松山へロケハンにおもむくが、はやくも、かつて赤シャツ役の海江田が、自動車事故に見せかけて殺されてしまう…。うらなり役のトラベルライター・瓜生慎は、またしても探偵役をやるはめになるのだった。

    光文社文庫 (2008.11)

  • 現代の推理小説。
    途中までは面白かったけど、話の展開がいつまで経っても変わらなかったり犯人のその後が後味悪かったりで結局微妙な読了感でした。

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