再びのぶたぶた (光文社文庫 や 24-7)

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  • 光文社
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感想 : 49
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  • Amazon.co.jp ・本 (247ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334746964

作品紹介・あらすじ

小池信江は、亡き夫との思い出の公園を訪れていた。まさに桜が満開の季節。桜吹雪の中、つい眠り込んでしまった信江に話しかけてきたのは、可愛い点目のぶたのぬいぐるみだった。熱を出して倒れたことから、彼女と彼の不思議な同居生活が始まる…(「桜色七日」)。ほか、心優しきぶたぶたが人々に温かな波紋を拡げてゆく、ハートウォーミング・ストーリー全五編を収録。

感想・レビュー・書評

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  • 今までのぶたぶた作品のスピンオフ。読んでるとこのキャラどの作品に出てきてたっけ?とムズムズして、シリーズへの愛を試されているような気持ちになりつつ読んだ笑
    最後の話が元ネタも印象的だったなぁ

  • いろんなパターンのぶたぶたさんが楽しめて、ほっこり読み終わりました。
    まだ積読あり☆ぶたぶたさんシリーズ

  • この人はどのお話の人だっけ?っと、頭をフル回転させながら読みました!笑
    最後のお話は特に良かったです!
    どんな経緯で一週間の同居生活に至ったんだろうと気になっていたので。

  • ぶたぶたシリーズ。以前登場した人達との再びの出会いを描いている、らしい。私はその作品達を読んでないから再び感はないけども、それでも楽しく読めた。ぶたぶたさん相変わらず人柄がよくて、会いたいなぁと思わせる。

  • もう一回会えるかなと思ってしまうのがわかるほど、ぶたぶたさんは可愛いです。ぽふっとした手でなでられたいです。用もないのに友達になれたら無駄に連絡とか取りたい。いつも登場人物に羨ましさを感じながら読んでます。

  • 読み終わりました。

    同窓会みたいなお話ばかりで、
    ぶたぶたさんシリーズに出てくる登場人物が出てきて嬉しかったなー。
    まるでタイムスリップしたよう・・・


    どのシリーズに、出てたんだろうと探したりするのも
    楽しかったです!


    だから『再びのぶたぶた』なのかなと思ったら、
    あとがきを読んだら。。違う理由で……


    最後の「桜色七日」良かっな。。
    表紙の桜吹雪を眺めてるぶたぶたさんは、この話からのイラストかなと思ったり

    詳しく感想言いたいけど言えない。。(全部)のが悔しい(苦笑)
    チャーハンほんと美味しそうだった〃ω〃


    「再会の夏」
    読んでいる途中で、もしかしたらと。。
    確かにあらすじに書いてあるとおり前回あまり出て来なかった…

    確か赤く髪を染めてて、電車のイスに、座ってたぶたぶたさんを踏んじゃった。そして怒られたエピソードでしたっけ。。間違ってたらすみません(^_^;)


    (感想読み返したら、書いてあった。。笑)

    久しぶりの登場で、まさか続きがあるとは嬉しかったです!


    「小さなストーカー」
    微笑ましくて癒されました!
    かわいかった。。





    「隣の女」
    読んでいて、やっとぶたぶたさんと対面出来たんだな。。(#^^#)
    前回は、会わずに(実際は会ってたんだけど)怖がっていて。。



    最後、とても気になる終わり方でした(笑)




    「次の日」
    刑事ぶたぶたの新作だったんですね!

    『刑事ぶたぶた』に出てきた人も出てきて嬉しかった。。

    相変わらず危ない捜査してて、ちょっと心配でした。。
    無茶ばかり・・・


    最初は緊迫だったのが、ぶたぶたさんと居ることで
    最後は騒動を起こした人も彼のことを心配している展開に。。



    もし、ぶたぶたさんがこの世にいるのなら
    きっと優しく平和な世界になるのにな

    あとがきの最後にこう書いてありました。
    【もっと多くの人がぶたぶたと出会ってくれれば、もっとあったかい世の中になるのでは……】


    私もそうだな・・・と思わずにはいられなかったです!




    【 微塵に散ったものが元通りになることはもうないけれども、かけらを拾うくらいはできるのだ。時間がかかってもいいから、それらをできるだけたくさん拾おう。拾いたい。拾って、それを言葉にしたい。今できることがあるだけ、いいじゃないか】

    奥が深くて、いい言葉だなと思いました〃ω〃


    私も色んな気持ちを言葉にしたい
    少しずつでもいいから表せたらいいなと






    今までぶたぶたシリーズ読み続けてきて良かったと思えるような一冊でした!

    もっと色んな登場人物のその後も
    見てみたいなとも思いました!!


    ラジオドラマも聴いてみたいなとも(#^ω^#)
    いつかやらないかな。。
    読んでいて聴きたくなりました♪気になります!


    きっとラジオでも優しい声だろうな。。
    もしやったら、あまりにも心地よくて
    寝ちゃって聴きそびれてしまうかもしれないから
    気をつけないと・・・(苦笑)

  • どこから読んでも、
    いつから読んでも面白い!
    それがぶたぶたさんのいいところ。

    スピンオフでさえ、そうだもの。

    ぶたぶたさんの懐の深さを感じるところ。
    面白い~し、癒される。楽しかったぁ。

    函館に行く飛行機の中で読了。
    函館話はまた後日ぅ。

  • ぶたぶたさんシリーズ3作目読了。
    表紙と物語がすごく合っていますね~。
    桜の花びらひらりとぶたぶたさんの色がきれい。
    5話目の「桜色七日」が一番素敵でした。
    ほのぼのしていていいですね~。

  • 書店で平積みになっていたので気になっていたのですが、職場の「読書のすすめ」に置いてあったので読みました。
    こういう話だったのですね。

  • ぶたぶたさんのスピンオフ集。今までに出てきたキャラクターが登場したりする、だから「再びのぶたぶた」なんですね。
    このシリーズは順不同で図書館から借りて来て読んでいるので、これはあの時の!っていう感動がなかったのがちょっと残念だけど、これだけ読んでも十分面白かったです。癒すわ~ぶたぶたさん。
    「再会の夏」「桜色七日」が好きです。あと、ぶたぶたさんの娘が出てくる「小さなストーカー」も。娘さん、まっすぐでいい子だなぁ。

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著者プロフィール

一九六四年、埼玉県生まれ。八五年、矢崎麗夜名義で星新一ショートショートコンテスト優秀賞を受賞し、八九年『ありのままなら純情ボーイ』で作家デビュー。主な著書に「ぶたぶた」シリーズ、「食堂つばめ」シリーズ、「NNNからの使者」シリーズ、『あなたのための時空のはざま』など。

「2022年 『おいしい旅 想い出編』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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