喜劇綺劇 (光文社文庫 い 31-32 異形コレクション 44)

  • 光文社
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感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (565ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334746988

作品紹介・あらすじ

本書は、皆様に笑って戴くための一冊なのです。おかげさまで、ホラー作家、SF作家、ミステリ作家、ユーモア精神一筋の専門家に、ヒトコマ漫画家集団と、意気に感じてくれた作家たちが、クロスオーバーな構成で集結しました。まさに「異形」の"異形コレクション"。どうか、最後まで「ご笑覧」ください(編集序文より)。

感想・レビュー・書評

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  • twitterで田中哲弥氏の推薦で購入

  • 一応ブラックユーモアといえなくもない話もあるが、ほとんどが全然笑えない。題名に偽りがあるのか、私のユーモアの解釈がおかしいのか。ひたすら悪趣味で、エログロ出しときゃいい感もあって、はっきり言って読むのが苦痛で仕方がなかった。

  • 面白かったのは「調伏キャンプ」「エレファント・ジョーク」「家族対抗カミングアウト合戦」。「名もなく貧しくみすぼらしく」は絶対に起こらないと言い切れないところが怖いです。

  • 未完成交狂楽

  • 最初の数編がつまらなさすぎて途中で読むの辞めたくなったわ。やっぱり笑いは難しいんかね。文体可笑しくして、笑わせようとして滑ってるのが凄く痛々しい感じが。普通に面白いのは「調伏キャンプ」「地獄の新喜劇」「ぼくのおじさん」「家族対抗カミングアウト合戦」。特にいいのは「終末芸人」「名もなく貧しくみずぼらしく」。「終末芸人」は色々凄かった。あと、「名もなく貧しくみずぼらしく」は最後以外マジで洒落になってない気が。

  • こちらに書きました。
    http://rene-tennis.blog.so-net.ne.jp/2009-12-18-1

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著者プロフィール

1959年兵庫県生まれ。関西大学卒業後、コピーライターを経て、98年『ダブ(エ)ストン街道』で第8回メフィスト賞を受賞しデビュー。2003年『石の中の蜘蛛』で第56回日本推理作家協会賞長編部門を受賞。

「2022年 『我が尻よ、高らかに謳え、愛の唄を』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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