しずく (光文社文庫)

著者 :
  • 光文社
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本棚登録 : 2090
レビュー : 221
  • Amazon.co.jp ・本 (222ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334747220

感想・レビュー・書評

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  • 6章の短編物語。友情、親子、借主家主、といったそれぞれの女性での視点での物語。言葉で表現しにくいところを真っ直ぐ表現している。朝井さんが書く小説にも似てる。言い得て妙

  • 女二人をテーマにした短編集

    しずく、は猫二匹の物語でもある。

    一番最後の「シャワーキャップ」
    母と娘の話がとてもよかった。

  • フクとサチの物語が切なくて、それでも可愛らしくて堪らない。出会いから別れまでが良い。"私の大好きな、あの子がいたわ"。忘れっぽい猫たちがお互いを思い出していくのがまた切ない。

  • 女子ふたり

  • 母に求めたくないのにたくさんのことを求めてしまうのはみんな、同じだと思った

  • 西加奈子の作品ってこんな感じだよなぁ
    っていう短編集
    「しずく」の猫たちのじゃれ合いはいいかも

  • 短編集はあまり好きではなかったが、西さんのは別格。どれも個性を発揮し、全く別の世界に引き込まれた。特に好きだったのは「しずく」と「シャワーキャップ」。切なくも、優しく、うっすら広角が上がるようなほっこりした気持ちも残るお話です。

  • 初めて著者の作品を読んだ。ビックリした。とても素敵で面白い。

  • 読書会の課題として読みました。

  • 久しぶりに、西さんと聞いて思い浮かべる当初のイメージの本だった。さくさくと滑らかに読めた。バツイチの恋人の娘を預かってふたりで動物園に行く「木蓮」の、生命力に溢れてユニークなところが西さんらしくて印象的だった。下品になりきらずに和んでぽくぽくする。「シャワーキャップ」の子供っぽい母親の、だけど身体中が愛情でいっぱい、みたいなところも良かった。三十歳の娘がそれをちゃんと受け取っていて、幸せで満たされた母娘さに温かい気持ちになった。すき。

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著者プロフィール

西加奈子(にし かなこ)
1977年、イランのテヘラン生まれ。エジプトのカイロ、大阪府堺市で育つ。関西大学法学部卒業。雑誌「ぴあ」のライターを経て、2004年『あおい』でデビュー。
2007年『通天閣』で織田作之助賞大賞、2011年咲くやこの花賞、2013年『ふくわらい』で第1回河合隼雄物語賞、2015年『サラバ!』で第152回直木三十五賞を受賞。
その他代表作として、宮崎あおい・向井理出演で映画化された絵本『きいろいゾウ』、同じく映画化された『円卓』、20万部を超えるベストセラー『さくら』、本屋大賞ノミネート作『i』など。2020年初夏、『さくら』が映画化決定。プロレス好きとして知られる。お気に入りの本は『アントニオ猪木詩集』。

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