クロスカウンター: 金融探偵・七森恵子の事件簿 (光文社文庫 い 47-1)

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  • 光文社
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  • Amazon.co.jp ・本 (279ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334747442

感想・レビュー・書評

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  • 日課?の本屋さんウォッチで発見し、古本購入。

    元外資系証券会社のリサーチ・アナリストが
    金融探偵となり、企業内部に潜入する話。
    短編と思いきや、ゆるやかに全体が繋がっている。

    読んでいて、最初はあんまり面白くないのかなぁ…と思いつつ、
    最後にあっと驚かされるので★4つ。
    主人公がピンチに陥ったときの脱出方法が
    あまりに不自然なのが残念だけれど、
    全て最後のオチが吹き飛ばしてくれます。

    他の著書も読んでみたくなりました。

  • 好きなコンゲーム小説なので、やや評価高め。ただ、それほど緻密な話ではないので、気楽に読む感じ。

  • 色々な説明が後からなされるので、始めは戸惑ったが、読み進めていくうちに引き込まれたが、ラストは、うーーーーん。
    ご都合主義がひどすぎる。

  • 正体不明の女性投資家の依頼で投資候補先の調査を請け負う元アナリストの話。調査対象の企業に派遣で潜入して内部事情を探るという設定は今後も大きな広がりを見せる可能性があり、本書のような短編集ではなく長編で読んでみたいところです。

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著者プロフィール

1959年、神奈川県を経て、放送作家となる。99年「T.R.Y.」で第19回横溝正史賞正賞を受賞。著書に「C.H.E.」「キャピタル ダンス」「リスク」など。

「2017年 『ポーツマスの贋作 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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