北リアス線の天使 (光文社文庫 に 1-115)

著者 :
  • 光文社
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本棚登録 : 53
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (263ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334747732

作品紹介・あらすじ

看護婦・田代由美子の協力を得て、生涯最後の大作を描くために、三陸海岸の名勝・浄土ヶ浜に向かった老画家・篠崎源一郎。その周辺を調べる私立探偵が東京のホテルで殺され、十津川警部が三陸へ飛んだ。篠崎の妻、謎の美少女、そして女画商。篠崎の作品をめぐって、女たちの欲望が渦巻く!ロマン溢れる筆致で、人生の愛と裏切りを描く、旅情ミステリーの傑作。

感想・レビュー・書評

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  • 画家が身を削りながら絵を完成させる様は心に訴えかける物があったけれど、その後が泥沼過ぎて少し引いてしまった。最後は半端に終わったせいで、かなりモヤモヤする。

  • 2016/7/26 49読了

  • 北リアス線を舞台にした作品、東北大震災で一部区間が運休中、今年の夏にでも行きたくなりました。作品も面白いです。

  • 我が儘な画家の世話を担当させられた看護婦。
    患者の言うままに,病院を抜け出して,北リアス線の美しい地方へでかける。

    怪しげな動きがいろいろあるが、
    画家が渾身の1枚を描き上げ亡くなる。

    遺産相続の争いで、実態が判明する。

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著者プロフィール

一九三〇(昭和五)年、東京生れ。鉄道ミステリ、トラベルミステリの立役者で、二〇二二年に亡くなるまで六〇〇冊以上の書籍が刊行されている。オール讀物推理小説新人賞、江戸川乱歩賞、日本推理作家協会賞など、数多くの賞を受賞。

「2022年 『十津川警部と七枚の切符』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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