京都「龍馬逍遥」憂愁の殺人 (光文社文庫 か 48-2 名探偵・星井裕の事件簿)
- 光文社 (2010年5月11日発売)
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感想 : 4件
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- Amazon.co.jp ・本 (295ページ)
- / ISBN・EAN: 9784334747794
感想・レビュー・書評
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京都で活躍する若き2大舞台人、龍之介と時蔵。
星井は舞台『龍馬逍遥』で
龍馬役を演じる龍之介に密着取材をするが
その途中、時蔵が高知の桂浜で死亡したとの報が入る。
龍之介によると、時蔵は最近演技に悩んでおり
高知旅行にも相談相手をかねて
一緒に行くはずだったと言う。
一方、舞台監督の黒沢の周囲でも不審な動きがあり…。
こっちも面白かったです〜。
でも、最初からあからさまに怪しいキャラに対して
ちっとも気がいたらない登場人物たち(笑)
と思うのは
読者が神目線で読んでいるからでしょうか?
それはそれでツッコミどころとして楽しいんですけど。
他の作品にも、また手を出してみようっと。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
一応(?)事件が発生してミステリーの体裁をとっているものの、作品全体に落ち着いた空気が漂っており、時間に余裕がある休日に読むのにピッタリです。
あまり知られていない京都のスポットや、仮名ではあるが地元の人にはモデルが想像できる場所などが登場するので、本シリーズを読んだ後にブラブラ訪れるのをちょっとした楽しみにしています。 -
20170515読破
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