ふたり探偵―寝台特急「カシオペア」の二重密室 (光文社文庫)

著者 :
  • 光文社
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本棚登録 : 48
レビュー : 10
  • Amazon.co.jp ・本 (311ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334748104

感想・レビュー・書評

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  • ふたり探偵とはそういう意味かと納得して読み進めていく。
    ラストにまた驚きが待っている。

  • 楽しく読めました。一方で、伏線は張られてたものの、一、トリックと言うより探偵役を落として、謎を成立させていたこと、二、犯人役の動機が弱く、また勘違いで安易に殺人をおかす程の浅い人間であること、が妙に気になってミステリーとしては、うーんといった感じ。ただし、物語としては魅力的でした。

  • 2015年11月14日読了。
    2015年203冊目。

  • 北海道への取材旅行からの帰路。ノンフィクション作家の星崎綺羅ら取材班を乗せた寝台特急カシオペアは東京へ向かって走る。しかし、車中でまさかの殺人事件!遺体には、連続殺人犯Jが現場に残す「J」のペンダントが。一方、Jを追っていた主人公・友梨の婚約者・キョウジは爆発に巻き込まれ意識不明の重体に。やがて、友梨の頭の中になぜかキョウジの声が聞こえてきて……。

    面白いのひと言!最後のどんでん返しについては、正直最初から違和感があったのでさほど驚かなかったが、思わぬところが伏線になっていたり、短いストーリーながら作り込まれている。細かいところをつっこむと消化不良感はあるが、エンタメとしての読書に相応しい1冊だと思う。

  • 探偵役が奇想天外ですし、シリアルキラーも魅力的に描かれています。
    謎解きの鍵となる伏線はきちんと張られていましたし、ちょっとした大どんでん返しもあるので楽しめましたが、真相は心情的にアンフェアな気分でした。

  • トラベルミステリーで時刻表が…という話だったら
    苦手なのでいやだなぁと思っていたが、
    どちらかというとクローズドミステリーだった。
    複線もところどころちゃんと張ってあるのに
    ことごとくスルーしてしまった…。
    耕平がいいキャラしているのに勿体ない…。

  • 豪華寝台特急カシオペア。札幌駅から東京に向かう列車の中に殺人鬼シリアルキラーJがいる。その恐ろしい知らせを信じられないような手段で知った友梨は、狙われた星崎綺羅を守るため立ち上がった。しかし、目の前で無情にも殺人は実行される。逃げ場のない列車の中で、果たして犯人はどうやって犯行を行ったのか?

    私が本を読んだときに一番肝心なのは面白いことだ。哀しい内容だろうが苦しい内容だろうが楽しい内容だろうが、読み終わったときにこれは面白かったと思えなければ何にもならない。譬え世間的な評価が高かろうがものすごく役に立とうが、そう思えなければ読んだ甲斐は半減する。
    その点で黒田研二のミステリィは毎回期待を裏切らない。特に今回の一冊は楽しく読める一冊だった。
    実は内容について細かいことを言えば、この作者の作品にすれば謎が中途半端な気がするし、内容が盛りだくさんすぎて最後まで読んでも果たして全部すっきり解決しているのかよくわからない(私が馬鹿なだけだろうが)。
    つまり、完全に個人的な感想なのだが、私は別にミステリィとして素晴らしいかどうかは問題でなく(決して素晴らしくないと言っているわけではない)、ただ最後まで楽しく読めたかどうかの方が問題なのであって、その点で気楽に楽しく読めてよかったなあと思うのだった。誉めてるつもりなんですが、もしかすると誉めてないと思われるんじゃないかと少し心配。 (2002-11-17)

  • クロケンのトラベルミステリ...ではないw。
    その体裁をとってはいるものの電車内に
    おける「孤島の密室」という状況を利用。

    なんか妙に縛りのある作品で結構粗さや
    後付け設定も多くミステリとしての評価は
    正直...ビミョーかしら。ただ、そこらの
    トラベルミステリとは一線を画するような
    クロケンらしさを出そうとしてる意欲は充分。

    恋人同士が身体と意識が一人にリンクして
    一人が「ふたり探偵」として謎を解く。
    その真相、動機...そして犯人、さらには
    主人公「友梨」に秘められた謎...。
    相当な推理と過程に強引さはあるが
    ファンタジー・ミステリと思って読めば...ね。

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著者プロフィール

作家

「2018年 『青鬼 廃校の亡霊』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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