こころげそう (光文社時代小説文庫)

著者 :
  • 光文社
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本棚登録 : 966
レビュー : 76
  • Amazon.co.jp ・本 (332ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334748234

感想・レビュー・書評

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  • ああ、何と言ったらいいのかな。
    面白いけどシリアスで、楽しいけれど哀しくて、幽霊や物の怪が得意な畠中さんの少し切ない江戸ラブストーリー。

    文芸評論家(大矢博子さん)の方の"現代に置き換えても成立する"まったくそうだと思いました。いつの世も周囲の環境が人生を大きく左右する。終わってみれば正しかったと思うのかも知れないけれど…
    江戸時代が舞台なのに身近で、けれど細かい描写や背景がしっかりと江戸時代。
    なんて哀しい、愛しい話なのでしょうね……彼岸と此岸は遠いですね。多分、この恋はひっそりと終われるのですかね。大切に

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      畠中恵は「しゃばけ」シリーズしか読んだコトがなくて、次は現代モノの「アコギなのかリッパなのか」を読もうかと思っているのです。
      「彼岸と此岸は...
      畠中恵は「しゃばけ」シリーズしか読んだコトがなくて、次は現代モノの「アコギなのかリッパなのか」を読もうかと思っているのです。
      「彼岸と此岸は遠いですね」
      意味深な言葉ですね、、、気になる。。。
      2012/07/31
    • らむね瓶さん
      生者と幽霊の距離が近いんです。だからこそ、隔たりが辛いなぁといいますか…。

      生者と幽霊の距離が近いんです。だからこそ、隔たりが辛いなぁといいますか…。

      2012/08/16
  • 呆気なく人は死んじゃうから。生きてるうちに、言いたい事は言っておけ。やりたい事はやっておけ。千之助と於ふじの兄妹の死に方が、なんとも哀れだ。でも最期に聞きたい事が聞けて、それだけは良かったね。

  • 寂しいなあ
    みんな大人になっちゃった後は、バラバラになるより他ないのかなあ
    職業と、向き不向きと、惚れた晴れたがいっしょくたにならざるを得ない江戸の町人はなかなかままならないのね

  • 宮部風味が混じった幼馴染たちを描く時代小説です。
    下っ引きの宇多は幼馴染で想っていた相手と再会する。
    相手は幽霊になっていたけれど、それでも嬉しかった。

    幼馴染たちが巻き込まれていく事件を解決していった先には、
    何がまっているのか。

  • 男女9人江戸物語。
    子どもの時代をすぎて、恋心を抱えた青春時代をすぎて、それぞれ自分の道を選んで歩き始める。
    そんな頃があったのかとふと思う。

  • 好いた人に想いを伝えられぬまま、想い人が亡くなってしまった。想いは伝えられるのか?

  • 【あらすじ】
    下っ引き宇多の幼なじみの兄妹、千之助と於ふじが、神田川で溺れ、死んでいるのが見つかった。自ら落ちたのか襲われたのか、真相はわからないままだ。宇多が想いを伝えられぬまま逝ってしまった於ふじが、なんと幽霊になって帰ってきた。肝心なことは覚えていないと言うのだが…。幼なじみの男女九人を巡る謎めいた事件と切ない恋もようを描く、お江戸の恋の物語。

    【感想】

  • 9人の幼なじみ。でも、いつまでも子供のままではいられない。
    家の跡目、見えない未来、恋をしても思い通りにはならなくて…。
    下っ引きの宇多と幽霊になった於ふじを中心に描く謎解きと切ないお江戸の恋模様。

  • 再読

  • ⭐️3.5

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著者プロフィール

畠中 恵(はたけなか めぐみ)
1959年高知県生まれ。名古屋造形芸術短期大学(現・名古屋造形大学)ビジュアルデザインコース・イラスト科卒業後、漫画家アシスタントと書店員を経て、漫画家デビュー。そして故・都筑道夫の創作講座を受講。『しゃばけ』が第13回日本ファンタジーノベル大賞優秀賞を受賞し、本作でデビュー、作家となる。
『しゃばけ』シリーズが代表作で、『しゃばけ』『ぬしさまは』はNHKラジオドラマ化された。2011年、『ちょちょら』で第24回山本周五郎賞候補。2016年『しゃばけ』シリーズで第1回吉川英治文庫賞を受賞。

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