遺品 (光文社文庫)

著者 :
  • 光文社
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本棚登録 : 155
レビュー : 22
  • Amazon.co.jp ・本 (395ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334748326

作品紹介・あらすじ

失業中の学芸員のわたしに、金沢のホテルの仕事が舞い込んだ。伝説的女優にして作家の曾根繭子が最後の時を過ごし、自殺した場所。彼女のパトロンだったホテルの創業者は、繭子にまつわる膨大なコレクションを遺していた。その整理を進めるわたしは、彼の歪んだ情熱に狂気じみたものを感じていく。やがて起こる数々の怪異。繭子の呪い?それとも…。長編ホラー。

感想・レビュー・書評

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  • 自殺した往年の女優の遺品を展示して旅館を盛り返そうという
    話に乗って、失業中のわたしは、数々の謎の出来事と
    数々の事件に巻き込まれていく。

    果たして真実は、そしてわたしが行き着いた先は。

  • 【あらすじ】
    失業中の学芸員のわたしに、金沢のホテルの仕事が舞い込んだ。伝説的女優にして作家の曾根繭子が最後の時を過ごし、自殺した場所。彼女のパトロンだったホテルの創業者は、繭子にまつわる膨大なコレクションを遺していた。その整理を進めるわたしは、彼の歪んだ情熱に狂気じみたものを感じていく。やがて起こる数々の怪異。繭子の呪い?それとも…。長編ホラー。

    【感想】

  • 女優で作家の曾根繭子のコレクションを整理するために雇われた、私。私が来てから次々と起こる怪異。おどろおどろしいホラーではなく、なんとなくゾッとする、ミステリ調。私好みのホラー!

  • ずっと読んでみたかったのだが、ようやく読めた。(ホラーだけど。)

    冒頭から不吉な予感はしたがやっぱりか!!!という展開だったけど、まあおもしろかった。
    ラストはちょっと後味悪い。

  • 終盤の展開は驚きの連続でした。ホラー小説らしく、ぞっとするような描写があり、最後まで飽きずに読めました。ラストの部分を読むと、主人公はやはり繭子に憑かれていたのかな~と思えます。終わり方もホラー映画のような後味の悪さで個人的には好きです。

  • しがない博物館司書が大学時代の同級生に頼まれて、地方の老舗高級旅館の資料を整理することに。その整理の品は一世風靡した今は亡き女優の縁の品。当主が集めていたのだ。膨大な数の資料を前に主人公はモクモクと整理していくのだが、旅館の周りで奇怪なことが起こりだして…。
    この人の作品は、ラストが何故そうなっちゃうの?と理不尽とまではいかないまでも『やるせなさ』感が強い。この作品もそう。ホラーだからか、結局逃れられない恐怖が来る。

  • なんでこのタイトルこの表紙でホラーなの・・・orz

  • 私はクラッシックホテルが好きなので、そこを職場として学芸員の職を得ることができた主人公がちょっとうらやましい。
    若くして死んだ女優兼作家のパトロンであり、熱心なコレクターだった先代オーナーの遺品である収集品を整理する、という目的で学芸員として雇われた主人公。
    学芸員の仕事もなかなか興味深かったし、途中は面白かったけど、ラストで台無しなので☆2つ。

  • 失業中の学芸員のわたしに金沢のホテルの仕事が舞い込んだ。伝説的女優にして作家の曾根繭子が最後の時を過ごし、自殺した場所。彼女のパトロンだったホテルの創業者は、繭子にまつわる膨大なコレクションを遺していた。その整理を進めるわたしは、彼の歪んだ情熱に狂気じみたものを感じていく。やがて起こる数々の怪異。繭子の呪いか、それとも…。

  • ホラーといえばホラーなのかも。作者のいつもの作風と違っているかと期待しながら読んだが、正直おんなじ感じ。正直怖さが感じられない。偏執狂を描くのも、三津田信三さんあたりならもっともっと気持ち悪く怖く書けるだろうにと思ってしまった。

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著者プロフィール

東京都生まれ。立教大学文学部史学科卒。1991年、『ぼくのミステリな日常』でデビュー。2013年、「暗い越流」で第66回日本推理作家協会賞(短編部門)を受賞。その他の著書に『心のなかの冷たい何か』『ヴィラ・マグノリアの殺人』『みんなのふこう 葉崎は今夜も眠れない』などがある。コージーミステリーの第一人者として、その作品は高く評価されている。上質な作品を創出する作家だけに、いままで作品は少ないが、受賞以降、もっと執筆を増やすと宣言。若竹作品の魅力にはまった読者の期待に応えられる実力派作家。今後ブレイクを期待出来るミステリ作家のひとり。

「2014年 『製造迷夢 〈新装版〉』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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